古いニュース倉庫(2017)

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2017.12.30.

ディミトリー・ホヴォロストフスキーのファンブログを運営なさっているSyaraさんがカウフマンとの写真をアップして下さいました。 2008年ロンドンでの「椿姫」。 ネトレブコがヴィオレッタでした。 この時カウフマンは新進テノールで、スターバリトンのホボ様とご一緒して楽しかったことでしょう。 同年、カウフマンはモスクワ 「ホヴォロストフスキーとフレンズ」 コンサートで彼と一緒にドン・カルロとロドリーゴの二重唱も歌いました。

https://twitter.com/syara0802/status/946369472947879936?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=https%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fsyara-siberia%2Fentry-12078365581.html

ホヴォロストフスキーへの深い哀悼の意を込めて。

 

2017.12.30.

カウフマンは31日に予定されていたモスクワのコンサートをキャンセルしました。illness(病気)のためと書いて有りました。 来年の来日までに回復できればいいのですが。

 

2017.12.29.

来年6−7月に開催されるバイエルンのオペラフェスティバルでカウフマンは 「パルジファル」 に出演します。このフェスティバルの場合、とにかくネット(英語可)で予約申請しOKがくれば正価でチケットを購入できるのがうれしいです。 カウフマンの地元歌劇場なのでキャンセルも少ないです。 もう一つ「ワレキューレ」にも出演予定ですが、このチケットは、「指輪」4公演をセットで買わなければなりません。 また出演する歌手がゴージャスで超々々人気が予想されますので予約申請しても外れる可能性が高いです。 当たれば非常にラッキーと考えて下さい。 予約申請締め切りは2018年2月1日。

 

出演日程はヨナス・カウフマンのスケジュール、チケット購入の詳細は外国歌劇場チケット購入システムの「バイエルン歌劇場」の記述をご参照ください。

 

2017.12.23. 

2017.12.10にミュンヘンで行われた公演 “O Paradis”のYoutube(音声のみ)がでてきました。

https://youtu.be/wav0BkMl6jY  Le Cid “O souverain , ô juge, ô père・・・“

https://youtu.be/dilon5EMmR4 Roméo et Juliette “Ah lève toi, soleil!”

 

2017.12.21.

あらら、ローマの演奏会はキャンセルです。彼氏はシュトラウスの「4つの最後の歌」を歌いたがってたのに。風邪ではなくstomach flu(お腹の炎症・・・ウイルス性の胃腸炎・・・)といううわさです。

 

2017.12.21.

12月16日付けの記事でカウフマンの歌うウェルテル”Pourquoi me reveiller” 「春風よ何故に我を目覚めさせるか」がNPR Music (アメリカの公共ラジオ)のリスト「2017年、ベストソング100」の#74に選ばれました。と書きましたが、このNPRは2017年のクラシックアルバムトップ10もやっていて、カウフマンの「L’Opera」が#6に選ばれました。

 

付けられたコメントは12月16日付けのものとほぼ同じでしたが、付け加えられた所のみを簡単に訳します。

 

彼の声はバリトンの様な響きを持ちワーグナーやヴェルディの重い歌も歌うが、このより軽いフランス物も彼の声にあっている。ビゼー「花の歌」の最後のB♭を彼のように漂うが如く柔らかいピアニッシモで歌える歌手は、残念ながら、現在殆どいない。彼を劇場で観る必要はない。ドラマの全てはこのCDの、彼の声の中にある。

 

2017.12.17.

以下はOpera Wireが発表する観客の心をつかんだ「今年のベスト歌手」です。カウフマンが入っています。

 

2017年のベスト歌手 Operawire 2017.12.14.  

3. Jonas Kaufmann : 昨年は何ヶ月も休んだ。「ローエングリン」でステージに戻り、「アンドレア・シェニエ」、パリで「ドン・カルロス」、オーストラリアで「パルジファル」を歌った。またマーラーの「大地の歌」、及び フランスオペラCDを出した。今年の彼の一番の業績は「オテロ」のロールデビュー。

  

2017.12.16.

14日にミュンヘンでホセ・カレラスのチャリティーガラコンサートが行われました。寄付金を集めるためにdonation ホットラインの電話番号を歌うカウフマンです。

 

2017.12.16.

カウフマンの歌うウェルテル”Pourquoi me reveiller” 「春風よ何故に我を目覚めさせるか」がNPR Music (アメリカの公共ラジオ)のリスト「2017年、ベストソング100」の#74に選ばれました。世でマイナーなクラシックオペラの、さらにマイナーなフランスオペラのアリアが選ばれるとは素晴らしい。

 

 「ドイツ人のスーパースターテノールカウフマンは、最後に自殺してしまうウェルテルのロマンティックさを表現する技能と知性を持ち合わせている。バリトンの音色を持つ、魅力的でくすんだ彼の声は男らしく、ウェルテルの苦悩を吐露するにふさわしいパワーがある。しかしそればかりではない。やわらかく漂う様に歌われる “Ô souffle du printemps” 「春の吐息よ」の完璧なまでに凝縮されたサウンドを聴いて下さい。  

 

という様な事が書いて有ります。

 

2017.12.11.

BSプレミアムでのBBCドキュメンタリー、オペラ「オテロ」はいかがだったでしょうか?

本サイトではこれらに関連した記事をいくつか載せています。興味のある方はご覧下さい。

「オテロ」に関して:鑑賞記、評論、"オテロ公演時 2"、インタビュー(個人的には 4-2: “In sight into Otello with Jonas Kaufmann”が一番面白い)

「BBCドキュメンタリー」に関して:記事「BBCドキュメンタリーに関してのコメント

おたく記事  To bis or not to bis/カウフマンのウイーン歌劇場「トスカ」上演に思う。

 

おたく記事  Iltrovatoreによる「清きアイーダ考」(ドキュメンタリー冒頭でカウフマンの歌う清きアイーダの最後の高音弱音表現について)

 

2017.12.11.

バイエルン歌劇場での “L’Opera” が終わりました。テジエとヤホというゴージャスな方々とのコンサートは素晴らしかったことでしょう。うらやましさ半端ではない。ところでテジエはひげを生やし少し痩せた?いつものテジエに見えない。

 

2017.12.9.

バイエルン歌劇場でのアンドレア・シェニエは無事終了しました。

 

2017.12.6.

バイエルン歌劇場でのカウフマンとハルテロスのアンドレア・シェニエも8日一回を残すのみとなりました。バイエルン歌劇場のツイッターでは以下の様なチケット情報を載せています。再販チケット、観づらい席の様ですが割引きが有ります。こんなシステムが日本にもあればよいですね。

 ちなみに、内容は

 

「5日または8日のシェニエにチケットが10席残っています。少々見づらい席ですが20%割引です。電話かまたはカウンターへお越し下さい。」

  

2017.12.1.

Operawire今週末に観るべき5つのオペラ(インターナショナル編)という記事を書いています。

ヨナス・カウフマンとソンヤ・ヨンチェヴァが公演を引っ張る。一方カウフマンとガランチャ主演の2公演がヨーロッパでの主要なリバイバルオペラということになるそうです。 

 

 アンドレア・シェニエ  — バイエルン歌劇場

Philipp Stozl演出.Jonas Kaufmann, Anja Harterosが出演。Marco Armiliato指揮でGeroge PeteanとRachel Wilsonも出演。(3月公演のシェニエと同じ演出、同じスター。ただしジェラード役と指揮者が異なる。iltrovatore)

 

 

2017.11.

2017.11.30.

お忙しいカウフマン、今度はバイエルン歌劇場で「アンドレア・シェニエ」です。今回もハルテロスと共に。今回は11.29, 12.2, 12.5, 12.8の4公演です。

 

2017.11.27.

 待降節チャリティーコンサートは楽しく終わったようです。カウフマン、ソプラノ歌手Brenda Rae、バイエルン歌劇場の少年合唱団とオーケストラ、そしてマルコ・アルミリアート指揮という豪華なメンバーでのコンサートでした。カウフマンはどうやらジンジャーブレッドの売り子さんもしたようです。「僕は一年中旅をしていてこのようなチャリティーコンサートに参加する機会はあまり無いけれど、僕の生まれた街でこの様な催しがあるのだといつも言っています」とはカウフマンの弁。https://www.exklusiv-muenchen.de/exklusiv-muenchen/weihnachten/advents-benefizkonzert-jesuitenkirche-st-michael-43725

 

2017.11.26

11.24.のサイン会は盛況だったようです。

 

2017.11.23.

11月24日にヨナス・カウフマンとディレクター、トニ・シュミットがミュンヘンの家電量販店でサイン会をやります。”Ganz Grosse Oper” DVDを売るためで、バイエルン歌劇場の収入アップの為にこきつかわれているような気もする。このDVD (バイエルン歌劇場のドキュメンタリーフィルム)も日本のどこかのTV局が日本語字幕を付けて放送して下さらないでしょうかねえ。

 

2017.11.20.

上海でのコンサートの写真が出てきました。これで中国ツアーは終了。次の公演は11月25日ミュンヘンでのBMW−待降節チャリティーコンサートです。https://www.facebook.com/speranzascappucci/posts/1768371480123530

 

2017.11.19.

NHK BS プレミアムシアターで、12月11日(10日深夜午前0時から)ドキュメンタリー「ヨナス・カウフマン 輝けるテノール (“Jonas Kaufmann Tenor For the Ages”)」及びROH 公演「オテロ」を放送します。

 

Iltrovatoreは2017.9.24.のニュース(過去のニュース 9~)に

「BBC4は来月10月15日にカウフマンの特集 “Jonas Kaufmann Tenor For the Ages” 「歴史に名を残すヨナス・カウフマン」を放送する予定です。」と21日のニュース記事に書きましたが、その予告動画が出てきました。何とか日本語訳を付けて日本で放送して欲しい(何度も言ってます)。

 

と書きましたが、NHKが早々にやってくれます。受信料を払っている甲斐があるというものです。本ページの最下部にも情報を載せておきます。評論・記事に載せた「”The tenor for ages”に対するコメント記事」は少々ネタバレ部分もありますので、まだ読んでいらっしゃらない方はプレミアムシアターの番組をみてからの方がいいかもしれません。

 

ついでにクラシカジャパンでカウフマンが“Nessun dorma!”や“ルールブルタニア”を歌った「ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス2015  」放送予定日2017.11.21~25 & 27もお忘れ無く。

 

2017.11.18.

本日は上海で中国最後のコンサート。指揮者はSperanza Scappucchi 今年2月のウイーンOpernballでカウフマンが歌った歌の指揮をした方

 

2017.11.17.

15日北京公演の写真が出てきました。カウフマンの中国ツアーは18日上海のコンサートでお終いです。

https://www.facebook.com/NationalCentreForThePerformingArts/posts/1518624028214449

 

2017.11.15.

またもヨナス・カウフマンの偽FBを作ってメッセージを流している輩がいるようです。ご注意下さい。今夜は北京でリサイタルです。

 

2017.11.13.

広州 广州大剧院 (Guangzhou Opera House)にて

カウフマンのFBより。写真をクリックすると拡大します。

 

2017.11.09.

台北でのコンサートは無事に終わったようです。

 

2017.11.08.

ヨナス・カウフマンから来年1月来日演奏会の招聘元にメッセージが届きました。

 

 

ヨナス・カウフマンからのメッセージです。

「昨年はコンサートができず残念でした。今回はがんばりますよ。どうぞ演奏会にいらして下さい。きっとご満足頂けると思います」というような内容です。

 

ヨナス・カウフマンはMET 2018-19シーズンで新演出での「西部の娘」を歌うことになったそうです。このオペラを歌うのはウイーン歌劇場以来で2度目。これは大ニュース。しかし新演出というのはどうかなあ。MET来期の新演出演目に「西部の娘」は入っていないように思ったのですが。レパートリー演出という可能性もありますし、メットにとっての新演出ということかもしれません。

 

台北に到着したヨナス・カウフマンとヘルムート・ドイチュさんがインタビューを受けている写真が何枚か出ています。コンサートで歌われるのは、シューベルト、シューマン、デュパルク、リヒャルト・シュトラウス、リスト等々だそうです。

 

2017.11.06.

「ヨナス・カウフマン、台湾と中国のツアー」というお知らせが出てきました。カウフマンは11月8日から15日にかけてドイチェさんと台湾、深圳、広州、北京でリサイタルをし、18日に上海でオペラガラコンサートを行います。(参考、情報&スケジュール、ヨナス・カウフマンのスケジュール)

 

2017.11.04.

パリ「ドン・カルロス」の動画が出ています。euronewsは英語版です。Youtubeにはもっと動画が出ていますが、いずれ映像・音楽の「ドン・カルロス」に掲載します。

 

2017.11.01.

地元でのカウフマン人気はあいかわらず。バイエルン歌劇場公演カウフマンコンサート “O, Paradis”、一般売りだし当日に買えるものかどうか試す為に発売時間少々前に購入サイト(waiting room) に入ってはみたが・・・、ふと気が付くと私の前には300人近い待ち。購入まで160人待ちくらいになった所で “Sold Out” 表示になりました。 ちなみに一般販売でチケットを買おうと思ったら発売時間の直前にwaiting roomに入ればよいです。Waiting roomに関する詳細は「情報&外国歌劇場チケット購入システム」の「バイエルン州立歌劇場」「追記」に載せました。

  

今回のコンサート “O, Paradis”は一番高い席で193ユーロ(2万2千円ほど)。バイエルンの場合サイトをちょこちょこ見ているとキャンセルチケットが結構な頻度で出てきます。個人的な感想ですが今からでもチケットを定価で手に入れられる可能性はあると思います。    

 

2017.10.

2017.10.31.

“ECHO KLASSIK 2017”受賞式の動画です。

歌劇ウェルテルより、“Pourquio me reveiller”「春風よ何故に我を目覚めさせるか」  

 

2017.10.30.

ヨナス・カウフマン,はハンブルグのElbphilharmonieで開催された “ECHO KLASSIK 2017” 受賞式に出席しました。今回は「Dolce Vita」がベストセラー賞に選ばれたためです。

 

2017.10.28.

ヨナス・カウフマンが27日フランス5の番組 “La Grande table” に出演しました。

 

2017.10.26.

2017.10.29. にハンブルグのElbphilharmonieで “ECHO KLASSIK 2017” のガラコンサートがあります。カウフマンはベストセラー賞を取っています。パリの「ドン・カルロス」最終日は28日なのですけれど、本当に出席するのでしょうか。

 

 

2017.10.22.

concombreさんが運営しているアラーニャファンブログで教えて貰ったFBからの写真。楽しそうですね。「ドン・カルロス」出演組が多い。カウフマン、テジエ、ヨンチェバ、アブドラザコフそしてアラーニャ夫婦(カウフマンは結婚していないけれど)そしてガランチャがいます。画像をクリックすると拡大されます。https://www.facebook.com/RobertoAlagna.Tenor/photos/a.251221768251751.65129.248809608492967/1824205637620015/?type=3&theater

 

2017.10.18.

ご報告まで。本日パリから帰国しました。ガルニエ宮で「コジ・ファン・トゥッテ」、オペラバスチーユで「メリーウイドウ」、そして13日に「ドン・カルロス」を観劇して参りました。カウフマン出演「ドン・カルロス」の鑑賞記は近々掲載いたします。

 

2017.10.18.

BBCが放送した “Jonas Kaufmann: Tenor for the Ages”の評論も出てきました。テレビのドキュメンタリー番組に評論がでてくるなんて驚きです。

 

ヨナス・カウフマンの最新CD “L’Opera” がGfK Entertainmentによるドイツクラシックチャートのトップになりました。カウフマンのCDがトップをとるのはこれが9回目だそうです。

 

2017.10.12.

パリオペラ座「ドン・カルロス」、評論が一斉に出てきました。これからも出続けるでしょう。恐らく私が認識できるだけで40前後は出そうですね。・・・読むものが多すぎてつらいわ・・・。全体的に観て歌手達に対する評価は非常によい。ただし演出に関しては「素晴らしい」から「二度と見たくないくらい否定的」と評価が割れています。

 

今年2月ロンドンバービカンでキャンセルしたコンサートの代替公演があります。2018.5.19.です。BBC交響楽団と共演、シュトラウス、エルガーの歌曲を歌う予定です。キャンセルされた公演のチケット購入者には優先権あり。一般販売は10月19日から。

 

カウフマンの新たなCDの内容が出てきました。ヨハン・シュトラウス、カールマン、レハール等々が作曲したウイーンのオペレッタ、アリアや歌が主になる模様です。ウイーンフォルクスオーパーオーケストラと共に歌います。

 

2017.10.11.

あれあれ、youtubeでの動画も出てきていますね。下に書いた25枚の写真はこれらの動画の下に掲載されています。カウフマンの動画のみアップしておきます。

 

ついでにこのFBの写真も。主要キャスト5人。

 

「ドン・カルロス」のプレミエは無事に終わったようです。これから様々な情報があふれ出てくるでしょう。まずはオペラ座から出てきた写真をどうぞ。全部で25枚有ります。

 

2017.10.10.

あらら、再びパリオペラ座から上演決行のお知らせが出ています。

 

10 Octobrer:

this evening's performances at the Palais Garnier and the Opéra Bastille will take place as scheduled

 

2日前のニュースにも書きましたが、「ドン・カルロス」初日(10日)にはストライキが予定されています。しかしオペラ座は当日の「ドン・カルロ」(オペラ・バスチーユ)とコジ・ファン・トゥッテ(ガルニエ宮)を上演すると声明を出しました。

  

2017.10.9.

ヨナス・カウフマンが10月7日 "On n'est pas couché" というTV番組に出演しました。10日は「ドン・カルロス」初日です。

 

2017.10.8.

 

 

Operawire 2017.10.7. BY: DAVID SALAZAR 2017.10.7. 原文

https://operawire.com/paris-national-opera-2017-18-preview-jonas-kaufmann-sonya-yoncheva-7-reasons-to-see-don-carlos/ 

 

パリ国立オペラ2017-18 プレビュー:ヨナス・カウフマン、ソンヤ・ヨンチェバ、そして「ドン・カルロ」を観るべき理由。

が書いてあります。

 

カウフマン特集 “Jonas Kaufmann Tenor For the Ages” 「歴史に名を残すヨナス・カウフマン」

https://youtu.be/B5pKatyES_s

https://youtu.be/eyehDkw3_TE

 

2017.10.15. 現地時間 9pm TV とオンライン チャンネルBBC4。このサイトで見られると思うのですが試したことはありません。(注意:上映時間が変更になっています)

 

2017.10.8.

ヨナス・カウフマンのFBに本日掲載された写真です。ドレスリハーサル直前の投稿です。カウフマンは元気そうですね。ドレスリハーサルは無事終わったようです。プレミエは10月10日です。同日パリで公共機関のストライキが予定されているのが気になりますが、オペラ座は今のところ何もコメントしていません。

 

2017.10.6.

BBC4によるカウフマン特集 “Jonas Kaufmann Tenor For the Ages” は上映時間が変更されています。ニュース欄の下にあるLivestreamingを参照ください。

 

2017.10.5.

ヨナス・カウフマンのFBに本日載った写真です。もともとエリーナ・ガランチャのFBに掲載された写真です。ガランチャも初めてのエボリにわくわくでリハーサルをしているようです。カウフマンさん、元気で「ドン・カルロス」公演出演して下さいませ。

 

2017.10.4.

以前からこのニュース欄でお知らせしてきましたが、”Ganz Grosse Oper” がDVD及びBLで11月14日から発売されます。ダウンロードもできるようです。このDVDはバイエルン国立歌劇場で上演されたオペラやその舞台裏などを撮影したドキュメンタリーです。ヨナス・カウフマン、アンニャ・ハルテロス、キリル・ペトレンコ及びズビン・メータ等が出演しています。 

 

2017.10.1.

パリオペラ座「ドン・カルロス」の新たなリハーサル写真が出てきました。

 

2017.9.

2017.9.30.

METは今年度シーズン始めに管理部門のスタッフ21人(全体の管理部門人数の10分の1弱)を解雇するつもりの様です。METは近年客の入りが悪いのです。収入の5-8割近くを国の補助に頼るヨーロッパ諸国の歌劇場と異なり METは公的補助が殆どなくチケット収入と寄付で運営していますのでチケット収入の減少は非常に問題です。観客の老齢化と新たな顧客の減少が原因と思われています。スター歌手がいない、演出がつまらない、等という批評もありますが、どのようにチケット収入をアップさせるか妙案が無い状態です。

 

METのライブビューイングは日本でトップレベルのオペラを見ることのできる数少ない機会です。レベルを落とさずに世界配信を続けていって欲しいと願っています。

 

2017.9.27.

Sony Classicalによると “L’Opera” はイギリスとフランスのクラシックチャートで一番になっているそうです。またジェネラルチャートでもオーストリアでは#13、ドイツでは#26、フランスでは#31になっています。 

 

 

うわさによればBBCのカウフマン特集ドキュメントフィルムはDVDになるそうです。発売は今年の終わりくらい。ただし日本語字幕は・・・・望めないでしょう。

 

2017.9.26

BBCのカウフマン特集ドキュメントトレーラー第2弾

カウフマンがテレビを見てあっと驚いているのは、観客席にルッツさん(カウフマンの現在のパートナー)を見たせいかもしれないと思っています。といっても本当にルッツさんかどうか全然自信なし。彼女か否かわかった方は私にメールで教えてください。 

 

2017.9.24.

パバロッティ、ドミンゴと共に3大スターの一人だったホセ・カレラス(70)が今月ニューヨークのカーネギーホールでリサイタルを行います(彼のFarewell tourの一環だと思う)。引退後は彼の白血病財団に力を入れたいそうです。カウフマンはホセ・カレラス白血病財団の大使になっています。第23回ホセ・カレラスガラのスターゲストとして2017.12.14.ミュンヘンで歌う予定です。

 

2017.9.24.

「BBC4は来月10月15日にカウフマンの特集 “Jonas Kaufmann Tenor For the Ages” 「歴史に名を残すヨナス・カウフマン」を放送する予定です。」と21日のニュース記事に書きましたが、その予告動画が出てきました。何とか日本語訳を付けて日本で放送して欲しい(何度も言ってます)。

この動画の途中にジークムントのアリアの一部 “”Wälse! “ 「ヴェルゼ!」を歌っているところがでていますが、息が長〜い。どこまで続くか、という長さ。映像・音楽/ドイツオペラ/ワレキューレにMETでこの部分を歌ったYoutube動画が有ります。麗しい悲劇の英雄の歌う“”Wälse! “は聴いても観ても素晴らしいです。

 

2017.9.22.

10月10日から始まるパリオペラ座の「ドン・カルロス」、リハーサル写真が出てきました。

何枚か有ります。ヨンチョバ、ガランチャ、カウフマン、テジエ、アブドラザコフがいます。セカンドキャストの方もいますね。https://revopera.com/don-carlos-opera-bastille-paris-kaufmann-yoncheva/

 

2017.9.21.

Sony Classicalから“L’Opera”Album Previewがでました。    

 

2017.9.21.

BBC4は来月10月15日にカウフマンの特集 “Jonas Kaufmann Tenor For the Ages” 「歴史に名を残すヨナス・カウフマン」を放送する予定です。この2年間にわたり彼の舞台、舞台裏を取材した模様。声帯血腫で長期間休業している間の映像もある様です。もちろん彼のトークも入っています。これ、クラシカジャパンあたりで日本語字幕付きで放送してくれるといいですね。

 

2017.9.19.

外国のカウフマンファン情報によれば、オペラ座での「ドン・カルロス」のリハーサルは始まっており、カウフマンも参加しているようです。パリは先週くらいから気温が下がり雨がちになっているのでプレミエに備えお体大切に、って既に風邪引いてましたね。

2017.9.17.

あれれ、カウフマンのFBに依ればシーズン初めのリサイタルはキャンセルです。でも2019年にこの地でまたリサイタルをやります、と書いてありました。日本公演が近くなったら照る照る坊主ならぬ「singsing坊主」でも軒下につるしましょう

 

2017.9.16.

 今回の “L’Opera” はとても評判がいいですね。評論が既にいくつか出てきています。フランスでも非常に好意的に迎えられているようです。フィガロ紙の評論でも5つ星がついています。近いうちに評論の抄訳を出す予定です。

 

ヨナス・カウフマンは今年もECHO KLASSIKのベストセラー賞を取りました。ECHO KLASSIK 2017の受賞者は歌手関係ではメゾのJoyce DiDonato と バリトンの Matthias Goerne (singer/of the year)、Pretty Yende と Lucas Debargue ("Young Artist")、そしてAida Garifullina ("Soloist Recording")だそうです。

今年は確かハンブルグに新しくできたElbphilharmonie Hamburg で受賞式をやることになっていたような気がします。受賞式はKent Naganoが指揮します。

 

2017.9.12.

この前コンサートに行ったついでに貰ったパンフレット。その中に「新世紀パリ・オペラ座」というパリ・オペラ座のドキュメンタリー映画の広告がありました。この映画の中にヨナス・カウフマンがほんのチョビット出ているようですね。多分「ファウストの劫罰」関係ではないかと思います。このプロモーションビデオにも一秒くらい映っていますよ。

 

2017.9.7.

ヨナス・カウフマンFBより

ヨナス・カウフマンを語る偽FBメッセージが発信されています。皆様注意して下さい。

 

2017.9.6.

ROHシネマ、カウフマンの「オテロ」は9月8日金曜日から一週間の上映です。非常に評判が良いので是非ご覧下さい。ただし上映館によって上演日程が異なります。詳しくはこちら。

 

カウフマンのCD”L’Opera”のメイキング映像が出ています(下の動画)。パリ、ガルニエ宮です。CDに入っているアリアの作曲者やこれらアリアに対する思い等をカウフマンが解説します。テジエ、ヨンチョバなどと二重唱している所なども入っています。

 

2017.9.5.

ウイーン国立歌劇場では明日から英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、ロシア語の他に日本語字幕も出ることになった模様です。(参照元)。字幕は舞台の上方ではなく前の座席の背中部分に表示されます。

 

追加:これは色々なところでニュースになっている様ですね。この様な多言語字幕に対応できるのは字幕が座席の背中部分に表示されるからです。MET等もこのシステムですので将来的に日本語字幕を期待することができますが(現在は3カ国語、日本語なし)、コヴェントガーデン(ROH)やバイエルン歌劇場のように字幕が舞台上方に表示される場合スペースの関係でせいぜい2カ国語が表示できるくらいでしょう。ちなみにROH は英語のみ、バイエルンは時々英語とドイツ語の二カ国語字幕があります。

 

2017.9.3.

ヨナス・カウフマンは2018年8月18日、GSTAAD (グシュタード、スイス南西にある山岳リゾート地)で開かれる “The Gstaad Menuhinn Festival” で「ワレキューレ第1幕」を歌います。これは魅力的。7月にバイエルン歌劇場でワレキューレを一回だけ歌いますがこのチケットはリングサイクル4回分全部購入するのが条件ですし、そもそもそのサイクルチケットをゲットするのもかなり難しそうです。{詳細はスケジュールに出ています。)

2017.8.31.

ヨナス・カウフマンは何と2017年12月31日にモスクワで毎年恒例の ”New Year at the Conservatory” というコンサートで歌うそうです。よく知られたイタリアの歌、プッチーニやヴェルティ、マスネ、ビゼーその他を予定しています。

 

来日の途中に立ち寄って歌うのでしょうか。ちなみに去年の大晦日はヴァルガスが、今年の1月3日はフローレスがこのコンサートで歌いました。

 

2017.8.26.

9月17日 エネスク フェスティバル でのリサイタルはヘルムート・ドイチェさんピアノ伴奏で「美しき水車小屋の娘」です。当日ラジオ放送を聞くことも可能です。当日現地時間午後4時半。ラジオのリンクは下欄 Internet 経由 Livestreamingをご参照下さい

 

2017.8.25.

Operawire by Logan Martell 2017.8.24によれば今秋BBC four (TV, ラジオ、オンライン)でカウフマンの特集をやる予定だそうです。 John Bridcutによる “Jonas Kaufmann, Tenor for the Ages” と言うタイトルで二年間を超える彼の公演のハイライト、インタビューを含むドキュメンタリーです。

 

2017.8.21.

Operawire by Francisco Salazar 2017.8.15. 

 今年の秋 (2017-18シーズン) に観るべき10のオペラ [ヨーロッパ編] 

 

Salazarさんの趣味で選んでいますが、やはりカウフマン主演の「ドン・カルロス」が期待度No.1になっていました。共演者達も素晴らしいですからね。チケットももちろん即完売状態でした。

 

私的には6番目のイル・トロヴァトーレに出演するElza Van Den Heeverさんに注目。彼女はMET 「マリア・ストゥラルダ」での女とも思われぬ醜いエリザベス女王、「イドメネオ」でのエレットラで圧倒的な存在感を示した素晴らしいソプラノです。5番目ROHのラ・ボエームの新演出はどうでしょう。テアトロ・レアルとシカゴリリックオペラとの共同制作です。最近のROHでの某新演出のように (ブー以下の)失笑が漏れるような演出にならないことを期待します。2番目のアンドレア・シェニエはやはりネトレブコに注目ですね。ルカ・サルシ(バイエルンでジェラードを好演)も出ています。(iltrovatore)

 

 

2017.8.19.

シドニーでの「パルジファル」バックステージ、合唱団、少年合唱団のみなさんと。オペラオーストラリアFacebookより

 

2017.8.16.

シドニーでの「パルジファル」をお聴きになった友人のご厚意により掲載させて頂きました。14日最終日のカーテンコール写真です。この写真に付けられたコメントは以下です。

「隣の席のメルボルンから来たおじさまはヨナスの歌唱はオテロの時より良かったと感激してました賛成です。」

2017.8.15.

カウフマンが所属する事務所ゼムスキーグリーン・アーティスト・マネージメントのブルース・ゼムスキーが亡くなりました。歌手が長期間にわたりそのキャリアーを持続するためには優秀な音楽事務所が必須です。カウフマンがまださほど有名にならない頃から彼の音楽活動に関わり、カウフマンが信頼をよせていたマネージャーでした。>14日のパルジファル公演は彼に捧げられているそうです。ちなみにこの事務所に所属するきら星の様なスター達は、ハルテロス、ヤホ、ギネス・ジョーンズ、ヨン・フン・リー、ラチベリシュヴィリ、ヴァルガス、ヴィンクル、オズボーン、ヨンデ、ウエストブルック等々沢山。彼を惜しむコメントも沢山でています。

 

カウフマンは来期(恐らく2018-19シーズンのことだと思う)にMETで歌うそうです。この情報を含んだインタビューの追加はいずれ翻訳してサイトに載せるつもりです。・・・インタビュー、Limelight Magazineページの下方に載せました。

 

2017.8.14.

カウフマンのリサイタルやコンサート予定が増えています。新たに足された演目にはNEWと付けてありますので、スケジュールをご覧下さい。 

 

カウフマンのfacebookより、シドニーオペラハウスを見下ろせる巨大な橋の上からの写真。The top tenor at the top(トップテノールが橋のてっぺんで)とかいうコメントが付いていました。トップの座にあるトップっていうのとの掛詞でしょうかね。

 

 2017.8.10.

シドニーでのParsifal公演の写真が Opera Australiaからでてきました。

評論も出てきています。

The Sydney Morning Heraldは評論で5つ星しか付けられなかったができれば「51/2」と付けたいところ、と書いています。

 

カウフマンは色々なインタビューでしゃべりまくってますし、評論もでていますし、、、と言う状態で和訳が遅れるのはご容赦下さい。

 

2017.8.07.

カウフマンのfacebookよりシドニー、ドレッシングルームからの眺めだそうです。手前にWagnar Parsifalとかかれた赤茶け破れた(よく使っていたのでしょう)楽譜が置いてあります。

 

2017.8.06.

 

ヨナス・カウフマンがMETで再び歌うことになったと発表しました。いつ何を歌うかは述べていません。詳しくは最新インタビューをご覧下さい。

 

2017.8.04.

ヨナス・カウフマンはホセ・カレラス白血病財団の大使になりました。更に第23回ホセ・カレラスガラのスターゲストとして2017.12.14.ミュンヘンで歌う予定です。

 

 

2017.8.03.

 カウフマン冬のシドニーに到着したようですね。

 

2017.8.02.

ヨナス・カウフマンの"Dolce Vita"が今年のECHO KLASSIKベストセラー賞に選ばれました

 

ヨナス・カウフマンはバイエルン歌劇場の「アンドレア・シェニエ」を終えた後、すぐにオーストラリアへ旅立ちました。

オーストラリア・シドニーに於いて演奏会方式のパルシファル公演を行う予定です。

 

2017.7.

2017.7.25.

ヨナス・カウフマンがBMW Group Head of Cultural EngagementのThomas Girstと車内で話している動画がBMW Group CultureのFacebookで公開されました。最後の方で今週上演予定のアンドレア・シェニエのアリアをちょっと歌っています。英語で話しています。

 

2017.7.24.

バイエルン歌劇場「運命の力」上演の写真がバイエルン歌劇場のFacebookに載っています。

「運命の力」はこれで終わり。今シーズンは2831日の「アンドレア・シェニエ」を残すのみです。

 

2017.7.22.
7
19日公演「運命の力」カーテンコール動画をリンクさせておきます。

 

2017.7.21.

今年夏のアンコールにカウフマンの「パルシファル」が入っています。

カウフマン主演「パルシファル」METライブビューイング アンコール2017 8/20,22,24,9/16 銀座東劇

 

2017.7.20.

719日公演 「運命の力」、カウフマン・ハルテロスとも元気に歌っているようです。

 

2017.7.19.

カウフマンが今年9月にリリースする “L’Opera”の情報がでたようなのでチェック。カバー写真が素敵です。

 

内容は

マスネー:ウェルテル 「春風よ・・・」、マノン「夢の歌」と 「第3幕 ヨンチョバとの二重唱」、及びル・シッド 「おお、裁きの主・・・」

ビゼー:真珠採り 「聖なる神殿の・・」 (テジエとの二重唱)、カルメン 「花の歌」

グノー:ロミオとジュリエット 「太陽よ昇れ」

オッフェンバック:ホフマン物語 「おお神よ、何という陶酔」                                 

ベルリオーズ:ファウストの劫罰 「夕暮れの甘美さよ」、トロイアの人々「無意味な後悔」

マイアベーア:アフリカの女 「おお、パラダイス」

ラロ:イスの王様 「愛しい人よ」(イス:都市の名前) 

アレヴィ:ユダヤの女 「ラシェルよ、主の恵みにより」

トマ:ミニヨン 「うぶな彼女は信じなかった」

尚アリアのタイトルはiltrovatoreが適当に訳しているのも有ります。

 

1.            マスネー、ウェルテルより 「春風よ何故に我を目覚ますのか」

2.            マスネー、マノンより"You! You! Yes it is me ... Is not it my hand "

3.            マスネー、マノンより「夢の歌」

4.            マスネー、ル・シッドより 「おお、裁きの主、父なる神よ」

5.            ビゼー、真珠採りより「聖なる神殿の奥深く」テジエとの二重唱

6.            ビゼー、カルメンより 「花の歌」

7.            グノー、ロメオとジュリエットより「太陽よ登れ」

8.            オッフェンバック、ホフマン物語より“O Dieu. De quelle ivresse”

9.            ベルリオーズ、ファウストの劫罰より“Merci, doux crépuscule”

10.      ベルリオーズ、トロイアの人々より“Inutiles regrets”

11.      マイアベーア、アフリカの女より「素晴らしい国、おおパラダイス」

12.      ラロ、イスの王様 (イス:伝説上の都市の名前)より「愛しい人よ」

13.      アレヴィ、ユダヤの女より「ラシェルよ、主の恵みにより」

14.      トマ、ミニヨンより「うぶな彼女は信じなかった」

 

 

2017.07.10.

今日はヨナス・カウフマンのお誕生日です。

 

2017.07.07.

カウフマンの新しいCDが今年9月ソニークラシカルからリリースされるそうです。フランスオペラアリア集で、マイアベーア、ベルリオーズ、アレヴィ、ビゼー、グノー、マスネーのオペラから。今年12月にあるバイエルンでのコンサート "O, Paradis" で歌われるアリアが入っているのでしょうね。

 

ついでにBBC Newsnightをリンクさせておきます。今回のオテロの上演、ROHで過去に上演されたマノン・レスコー、アンドレア・シェニエの練習風景、カウフマンやパッパーノとのインタビューが載っています。この内容のいくつかはいずれインタビューに載せる予定です。https://www.youtube.com/watch?v=VteV5lhrH7U&feature=youtu.be

 

2017.07.04.追伸1

予想されていたことですが今回ROHの「オテロ」は来年1月にビデオリリースされる予定があるらしいです。

ROH website "Your Reaction: What did you think of Verdi's Otello live in cinemas?" の回答欄に載っていました。”I am however pleased to let you know that there are indeed plans for a DVD release of Otello in January next year. Best wishes, Jimmy ROH Cinema”

 

2017.07.04. 

ロンドンの「オテロ」は回を追う毎に良くなっているようで嬉しいです。ロンドンの椿姫ブログにあるカウフマンの高笑い写真をみれば彼自身も満足しているのがわかります。他の主役達の評価も上がってきているようです。Youtubeにでたファイナルシーンのオテロはすごい血糊ですね。

 

2017.07.01.

 「オテロ」の動画がYoutubeに出てきました。第1幕冒頭の部分です。オテロの有名な第一声 "Esultate"。 いやいや素晴らしいですね。二回目以降の公演に対する評価も非常に高いです。ついにドミンゴの後ずっと不在だった「当代のオテロ歌い」になったのではないでしょうか。ついでに euronews も載せておきます。プレミエ後の公演に対する評論はいずれサイトに載せる予定です。

2017.6.

 

2017.06.30.

ROHが「オテロ」の動画 をFacebookにのせています。ROHがこの動画を載せてから一日で閲覧回数3万2千回。ところで28日の公演は24日と同様又はより素晴らしかったようですね。ROHのFacebookは上映のあったヨーロッパ中からの絶賛コメントで溢れかえっています。日本での映画館上映がまことに楽しみ。このオペラ上映時の動画はでまわっていませんので、とりあえず iltrovatore が将来この組み合わせて「オテロ」を観たいと思っているアニヤ・ハルテロスとの第1幕 愛の二重唱 "Gia nella notte densa" をどうぞ。この二重唱は「映像・音楽:オペレッタ・歌曲・コンサート」のなかの「コンサート、Baden-Baden 2016」にあります。

 

2017.06.27.

カウフマンファンサイトのコメントや評論家のツイッター等を読むと、第2回目の公演は最初の公演よりずっと良かったようですね。私の記憶に依れば確か24日と28日がfilmingの日だったので28日をこの調子で歌えれば、私どもは素晴らしい公演をシネマで観ることができるでしょう。

 

2017.06.25.

ロンドンの椿姫さまが「オテロ」初日のカーテンコール写真をブログ:https://ameblo.jp/peraperaopera/entry-12286459671.html に沢山載せて下さいました。どうぞご覧下さい。評論 (現時点で私が無作為にチェックした評論に限る)はカウフマン絶賛に近いものが多いです。一方共演者・演出に対する評価は悪くもないが高くもないといったところです。カウフマン一人が目立っていたように感じられます。しかし昨日書きましたように評論を鵜呑みにするのは考えもの。日本では9月にシネマで観ることができますので是非ご覧下さい。iltrovatoreも楽しみにしております。

追加;カウフマンFacebookやROHに公演時の写真が何枚かアップされました。

 

2017.06.24. 

予想通り沢山の評論が出てきました。ちらちら拾い読みするに、感ずることは評論家の勉強不足。例えば、「テノールのマルコ・ヴラトーニャ」??→ イヤーゴ (ヴラトーニャ)はバリトンです。別の評論は「フランス人のマルコ・ヴラトーニャ」と書いてありました。降板したテジエ(フランス人)と間違えたのでは? ヴラトーニャはイタリア人です。うっかり間違えとしてもオペラ評論を書くプロとしては問題。両方の評論とも指摘を受けてすぐ修正していましたが・・・。評論は自分が観ることのできない公演の内容を知るのにとても便利ですが評論を鵜呑みにするのも考え物。特に昨今は評論のレベルも様々で首をかしげるようなものもありますので。

ところでオテロ初日、会場も舞台も恐ろしく(歌手にとっては死にそうに)暑かったそうでカウフマンも汗だくで歌っていたそうです。何でもこの日はロンドンで30度超えということです。ちなみにROHは客席・舞台・楽屋とも冷房はないそうで、あの衣装では暑くて大変でしょう。

 

2017.06.23. 

ロンドン6月21日夜 (日本では22日朝),カウフマンの「オテロ」初日でした。日本時間22日の夕方にはぽつぽつとレビュー が出始めています。上手くいったようですね。良い評価が出ています。レビューや、ROHのサイトには様々な感想、舞台写真が出ています。レビューはこれからいやっと言うほど沢山出てくるでしょうから後日まとめて報告いたします。各方面からのカウフマンへの期待は高く又本人も気合いを入れていましたが、反面恐ろしいほどのプレッシャーもあったろうと思っていたのでとりあえず良かった良かった。トップに達するよりもトップで居続ける方が難しい、とはよく言われることですが、カウフマンは今回どんなオテロ像を描き出してくれたのでしょうか。28日はシネマで公開です(日本では9月8日から公開)。その際もファン達のコメントが沢山でてくるでしょう。

 

2017.06.22.

 6月20日,カウフマンがBBCラジオに出演しました。彼は今回の「オテロ」を語るばかりでなく、世界中で沢山の小規模なオペラ劇場が閉鎖されている現状を危機感を持って憂いています。バックグラウンドミュージックとしてリハーサル時の音楽が流されておりカウフマンの歌を垣間聴くことができます。ちょっと聴くだけですが表情豊かでうまいですね。その他のラジオ番組 (ドイツ語)やメディアのインタビューにもいくつかでています。が、内容は似たものが多いです。

 

2017.06.19.

 17日はROHで「オテロ」の公開ゲネプロの日でした。カウフマンは素晴らしい出來だったようです。外国のカウフマンファンサイトも盛り上がっています。ロンドンの椿姫様がゲネプロの感想(とても素晴らしいという感想です)と沢山のカーテンコールの写真をブログ:https://ameblo.jp/peraperaopera/entry-12284682085.html に載せてくださいました。ぜひご覧下さい。

 

2017.06.17. 

カウフマン主演の「オテロ」に関連した記事がザ・ガーディアンのサイトに上がっています。オペラの世界は圧倒的に白人優位で、オテロは白人が顔を黒くメークして演じることが多いです。オペラと人種問題をテーマにした記事です。イギリスですねえ。日本で、この様な切り口のオペラ記事が有力な新聞の記事として載ることはまずないでしょう

https://www.theguardian.com/music/2017/jun/15/otello-verdi-royal-opera-race-identity-politics-black-talent

 

2017.06.16. 

ROHの「オテロ」リハーサル風景写真が出てきました。わくわくしますね。

 

2017.06.15.

 パリオペラ座の「ドン・カルロス」の一般販売が現地時間13日から始まりました。で、14日にチェックしたところ予想どうりカウフマン出演分のチケットは全ての公演で完売していました。1月のローエングリン、3月のシェニエ、5月のトスカ、6月のオテロ、全ての公演が完売、しかも売り出し日即日完売がほとんどです。カウフマン追っかけをするのもストレスですね。来年ミュンヘンオペラフェスティバルでの「ワレキューレ」など(ゴールドチケットでなはく)ゴッド(神)チケットという方もいるほど買うのが大変らしいです。根性のないiltrovatoreは始めからあきらめています。

 

2017.06.12.  

ROH主催で開催された公開トークショー ”Insights into Otello by Jonas Kaufmann”のYoutube動画は丸一日で一万超えのアクセスです。オペラの公演解説という地味でマイナーな文化行事にこんなにアクセスがあるとは。さすがヨナス人気。「インタビュー」にカウフマンとパッパーノのトーク部分の和訳抄録を掲載しましたので興味のある方はどうぞ。動画をみているだけでも楽しいです。

 

2017.06.08. 

アムステルダムでのオペラコンサート評論が更に出てきました。ざっと見たところ好意的な評論です。楽しそうなカウフマンとウエストブルックが写っている写真も入っています。3番の評論では「カウフマンは "清きアイーダ” の最後の部分をヴェルディが作曲したとおり巧みに歌えるただ一人のテノールだ」と評論して有りました。私の知る限りこれは事実です。歌い方の好き嫌いは人それぞれですが、オランダのプロフェッショナルな評論家の評論レベルに関して私の脳裏に浮かんだ「?」印はとりあえず消えました。オランダのカウフマンファン情報に依れば、6月20日NTR Radio4で現地時間20:00-22:30、このコンサート (Avondconcert – Holland Festival 2017) の録音が聴けるようです。

 

2017.06.07. 

アムステルダムでのオペラコンサート評論が出てきました。おおむね好評です。ただし評論の中にアリア「清きアイーダ」がピアニシモで歌われ最後はディミュニエンド(段々弱くする)で歌われて英雄的ではないよね?、、という歌い方に対する批判(不満?)にも思えるコメントがありました。これは批評と言うより評論家の好みでしょうか。確かに英雄的ではないです。ヴェルディはこのアリアを英雄ではなく恋する若者の愛の歌として作曲しています。ヴェルディが楽譜ではっきり指定したとおりに、カウフマンはアリアの最後の部分をピアニシモ、そしてmorendo(遅くしながら小さく、消えるように)しながら歌います。ヴェルディの考えに忠実に従って若いラダメスの秘めたる恋心を柔らかく歌うのが彼の特徴です。この歌い方はフォルテで朗々と英雄的に歌うよりはるかに難しく、プロでもなかなかできません。カウフマンの音楽性・歌唱能力の素晴らしさを示しているのですが・・・。

 

2017.06.04.  

ROH「オテロ」でテジエはイヤーゴ役を歌わないことになりました。うーむ残念。テジエがキャンセルしたのかROHがキャンセルしたのかはイマイチ不明です。代役はマルコ・ヴラトーニャ。先月ウイーン歌劇場「トスカ」でスカルピアを歌ったバリトンです。

 

ヨナス・カウフマンこれからのコンサート等予定が増えています。見たところバイエルン歌劇場でのコンサート "O, Paradis" ではフランスオペラハイライトを歌う模様です。

 

2017.06.3.

「バイエルン州立歌劇場は新たに "The documentary "Ganz Grosse Oper" という映画を作りました。ヨナス・カウフマン、アンニャ・ハルテロスの舞台、舞台裏、音楽監督 Kirill Petrenko や Ivor Bolton 、Zubin Mehta ら指揮者達がオーケストラとリハーサルしている風景等も撮しているようです。日本でも公開されるといいですね。」この映画がビデオになってアマゾンから発売される予定です。日本へも出荷できるそうです。

 

2017.5.

 

2017.05.31.

 パリ・バスチーユで公演予定の「ドン・カルロス」の正規代理店販売が5月31日(現地時間)から始まりました。予想通り大変な人気で早い公演から売り切れ状態になっているようです。一般で購入される方はとにかく早く注文しないとチケットは蒸発しそうです。ROHの「オテロ」チケット争奪戦と似たような状況になりつつありますね。一般販売は6月13日(現地時間)からです。

 

ヨナス・カウフマンはスウェーデン王立音楽アカデミーに外国メンバーとして選出されました。このアカデミーは1771年グスタフ3世によって設立された組織だそうです。

 

2017.05.27. 

5月24日に行われたハンブルグのエルプフィルハーモニー大ホールでヨナス・カウフマンはデパルク、リスト、シュトラウス等の歌曲を歌いました。

 

2017.05.26. 

5月24日、ヨナス・カウフマンはハンブルグのエルプフィルハーモニー大ホールでリサイタルを行いました。その時に撮られたインタビューと思われますが、ファンの方が英語に翻訳してくださったものの概要です。 

 

新しくできあがったElbphilharmonieの建物を観てどの様な印象がありますか、

素晴らしい。長い間外側は見ていたけれどとうとう中にはいれます。(この建物はできあがるまでに長い長い長い時間がかかった)。このオープニングコンサートを(声帯血腫のため)キャンセルしたのでずっとここで歌う機会を待っていました。

 

以前からオペラで歌うのはスポーツ選手が最高の演技をするようなものだとおっしゃっていましたが、どの様な準備をするのですか。

息を保ち呼吸を安定させるためにヨガ、ストレッチなどをやり横隔膜や呼吸器を目覚めさせます。

 

舞台に出る前に何か特別な「儀式」をやりますか?

特には無いです。「Toi,Toi,Toi,;トイトイトイ(成功を祈るおまじないの言葉)」をするくらい。舞台衣装を着ることもとても重要です。今回はペンギン服(燕尾服)ですが。

 

あなたにとって音楽にはどんな意味がありますか?

難問です。私の人生にかくべからざるものです。私にとって歌うことは私の様々な情動を表現するのになくてはならない手段です。音楽無しには生きられませんよ!

 

2017.05.25.

ROHでの「オテロ」に関する情報です。Cinquew Newsによれば今回の「オテロ」は光と影、善と悪を強調した演出の様です。また舞台装置はシンプルだがエリザベス朝時代そのままのエレガントな衣装だそうで、期待しております。

 

2017.05.22. 

カウフマンはFCバイエルン・ミュンヘンのパーティーで歌ったみたいです。まあ彼はミュンヘン子でファンですから。彼氏はサッカーもやります。

 

2017.05.20. 

ROHの主催で "Insights:Otello" というレクチャーが開催されます。指揮者のアントニオ・パッパーノその他出演者達がオペラ「オテロ」を解説します。但しカウフマンが出演するかどうかはわかりません。オペラ中級者向け。1時間半。6月8日に開催。チケットはほぼ売り切れ状態です。ただしこのレクチャーは録画されるのでいずれ公開されると思います。

 

2017.05.15. 

Operawire というインターナショナルなオペラ情報サイトに掲載された2017年夏に鑑賞すべき10のオペラにカウフマン主演の「オテロ」が上げられています。https://operawire.com/10-must-see-operas-for-the-summer-season-international-edition/

 

 

2017.05.13. 

ROHからカウフマン主演「オテロ」のトレーラーが出てきました。ついでに指揮者のアントニオ・パッパーノが以前「オテロ」の音楽をレクチャーしたショートフィルム:https://www.youtube.com/watch?v=R5JZGBhbK_Q&feature=youtu.be もあります。ここで彼は「オテロ」第1幕目のオーケストラが海上での戦いの様子、稲妻、嵐を表現していること、デズデモナとオテロの愛の語らいをデスデモナの歌を主として説明し、オテロの中でももっとも有名な "Un bacio… ancora un bacio, "「口付けを・・・もう一度口付けを」の音楽 (特に和音構成)について語っています。英語ですが興味のある方はご覧下さい。

 

2017.05.10.

ウイーン国立歌劇場からの無料livestreaming「トスカ」(5月8日夜)はあまりのアクセスの多さゆえトラブルが起こってしまいました。結局見ることのできなかった人がいたようです。まあなんという人気!下にウイーン歌劇場のコメントを貼りますので興味のある方はご覧下さい。今回ゲオルギューは病気で出演しませんでした。だから、とはいいませんが彼氏またbisしたのですねえ・・・・(5月5日の公演ではものすごく長い拍手にも関わらずbisしなかった)。これから彼がトスカで「星は光ぬ」を歌う時はbisしないと観客が満足しないんではないかと心配です。追記:下の情報を見ると、登録をして無料チケットのトスカを購入した人は48時間の間 (最後の開始時間は5月11日午後6時/ 恐らく現地時間でしょう)「トスカ」を視聴可能らしいです。マイアカウントから入れば観ることができると思います。追記2:日本時間5月10日午後5時から始まっています。ああ、オーストリアは夏時間なので日本は6時開演でなく5時開演になるのでしょうね。

  

2017.05.01. 

「ドン・カルロス」シネマ (live) は2017.10.19. 公開 (日本では現在の所見られません)

2017.04.27. 

5月8日のウイーン歌劇場 「トスカ」の Live Streamingを無料で観ることができます。(登録が必要.日本語でガイドされています。もしドイツ語表示が出た場合は画面右上にある日本語という所をタップして下さい。)。登録のあと「トスカ」の画面に入り買い物かごにトスカを入れると価格14 ユーロが0ユーロに変わります。見る時間帯は現地での公演後72時間の間を自由に選べます。「アジア/東京」を選びあとは適当な時間を選んで下さい。・・・すいません。私はかなり以前にこの「トスカ」を購入済みのため、画面確認ができずこのやり方で上手く行くと保証できません。しかし公演を無料で見られる良いチャンス(しかも見る時間が設定できる)ので是非チャレンジしてみて下さい。  

 

 

2017.04.23. 

オペラ座で今年の10月に上映されるカウフマン主演のオペラ(フランス語版)「ドン・カルロス」はシネマになる様です。"Ganz Grosse Oper" も「ドン・カルロス」も日本で公開されるといいですね。

 

バイエルン州立歌劇場は新たに "The documentary "Ganz Grosse Oper" という映画を作りました。ヨナス・カウフマン、アンニャ・ハルテロスの舞台、舞台裏、音楽監督 Kirill Petrenko や Ivor Bolton 、Zubin Mehta ら指揮者達がオーケストラとリハーサルしている風景等も撮しているようです。日本でも公開されるといいですね。

 https://www.youtube.com/watch?v=DnLZ-VYaUEY&feature=youtu.be

 

2017.04.12. &13. 

それとなくカウフマンが出演するオペラ(来年度のトスカ)やリサイタル(ダムラウとのヴォルフ歌曲集)が増えている。来シーズンも結局再びぎちぎちのスケジュールになりそうですね。追記:「トリスタンとイゾルデ」第2幕 の演奏会が又増えました。ボストンで更に2回。

 

2017.04.06. 

ウイーン歌劇場とROHの来シーズンのスケジュールが発表されました。現在のところ、カウフマンが出演するのは、

10月ドン・カルロ(フランス語版、パリオペラ座)7公演、

11-12月アンドレア・シェニエ(バイエルン州立歌劇場)4公演、

2018年3月アンドレア・シェニエ(リセウ大歌劇場)3公演、

2018年4-5月アンドレア・シェニエ (ウイーン国立歌劇場)4公演、

2018年6-7月パルジファル(バイエルン州立歌劇場公演)5公演、

2018年7月ワレキューレ(バイエルン州立歌劇場)1公演です。

 

詳しくは下記の公演予定を見て下さい。バイエルン歌劇場、ウイーン歌劇場は既に予約依頼が可能です。

 

2017.04.05. カウフマンの来年度のリサイタル予定も更新されています。主なところは2017年11月の台湾・中国(リサイタル?)ツアー合計4公演、2018年2月のダムラウとのヴォルフイタリア歌曲集リサイタル合計11公演です。2018年1月の来日はオペラアリアコンサートの予定です。

 

2017.04.05. バルセロナでの「アンドレア・シェニエ」(2018年3月)はカウフマンが出演する日程のみチケット売り出し日が特別に設定されているのでご注意下さい。下の公演予定から詳細をご覧下さい。

 

2017.04.03. バイエルン州立歌劇場来シーズンの予定が4月2日に発表されました。すでにチケット予約リクエストが可能です。カウフマンの来シーズンの予定は2017.11.29-12.08までの「アンドレア・シェニエ」、2018.06.28-07.31にかけての「パルジファル」、2018.07.22.一回だけのニーベルンゲンの指輪Cサイクル「ワレキューレ」です。尚「ワレキューレ」は指輪サイクルC-4公演セット-で販売です。詳しい日程は公演予定をご覧下さい。

 

2017.04.01.  3月3日付け、バイエルン州立歌劇場2017-2018年度上演オペラのシーズンプレビュー (live stream, online) は4月2日午前10時30分(日本時間同日午後5時30分)から見ることができます。申し訳ありません。夏時間に移行したことを忘れていました。

 

2017.3.

 

2017.03.31. 

03月24日の追加。カウフマンの「大地の歌」OFFICIAL TRAILERが出ました。その中で彼が主に語っている内容は、以前のインタビュー中央付近にある大地の歌に関する部分の前半に書かれていることと同じです。またメゾ・バリトンのパートを歌うことに関して「僕の声にチェロの音色があるとレナータ・スコットにいわれた。チェロはバリトンの様な低音をだす楽器だから、僕がメゾ・バリトンのパートを取って歌ってしまうことのいいわけになりますよね」と言っています。また彼はこの歌を鳥肌が立つような素晴らしい音楽と言っています。

 

2017.03.30. 

カウフマンが出演予定のROH「オテロ」6公演のチケットは予想通り一般発売初日に全ての日程で完売しました。

 

現地時間3月30日午後10時半(日本時間3月31日午前5時半)よりバイエルンのTV放送 BR Fernsehenの番組にカウフマンがゲストとして出演します。但しライブではなく録画の様です。

 

2017.03.29. 

ヨナスカウフマンの来日公演が2018.1月4,6,10日に延期されました。一部会場の変更があります。詳しくはこちら。6−8月はカウフマンのオペラ出演予定がぎっしりとタイトに詰まっておりその後の来日となる予定でした(しかも来日の直前が冬のオーストラリアでのオペラ公演)。あまりタイト過ぎてカウフマンが体調を崩し来日キャンセルの可能性もあり得ると考えていましたので個人的には変更してくれたほうが安心かと思います。またまた来日延期になるのは残念ですけれど、無理せずちゃんと来日して元気で歌ってくれた方がよっぽどいいので。

 

バイエルン州立劇場、パリオペラ座からパリシャンゼリゼ劇場で上演された「アンドレア・シェニエ」のリハーサル、上演風景写真が出ています。素晴らしい感動的な上演で会場全体が燃えた様です。その評論は近々掲載します。

 

2017.03.28. 

パリシャンゼリゼ劇場で上演されたコンサート形式の「アンドレア・シェニエ」は評判が良かったらしいです。カウフマンはプレミエの時よりよかったというコメントが出ていました。

 

2017.03.24. 

カウフマンの新しいアルバムが出ます。マーラーの「大地の歌」。本来はテノールと(バリトン又はアルト)の2人で歌うのですがこのアルバムではカウフマン一人で全部のパートを歌っています。「カウフマンのオペレッタ・歌曲」の中にある歌曲「大地の歌」の説明参照)

 

2017.03.23. 

今回急遽「アンドレア・シェニエ」livestreamを行ったのは公演全てが完売になったためだそうです(Operawire)。さすが財政を公的補助に頼るバイエルン州立劇場、国民サービスも素早いです。

 

2017.03.21. 

最近カウフマン出演のオペラ・コンサート次年度の予定が次々に出てきています。4月6日くらいまでに主要オペラ座の次年度予定がでそろいますので、下欄の公演予定を参照ください。

 

2017.03.17. 

バイエルン歌劇場の 「アンドレア・シェニエ」 BR(バイエルン放送)より新たなビデオクリップです。

 

2017.03.16. 

バイエルン歌劇場から「アンドレア・シェニエ」 のビデオマガジンがでました。英語の字幕付き。主役3人、指揮者、演出家のインタビューも入っています。

 

2017.03.18. 

バイエルン州立歌劇場の「アンドレア・シェニエ」 がアジア向けに3月19日午後7時より配信されると言うことです。英語字幕付きです。バイエルン州立歌劇場のfacebook日本版からの情報です。

 

2017.03.14. 

バイエルン歌劇場の 「アンドレア・シェニエ」 主役3人の歌については素晴らしいという評判です。トレーラーにもありますがフランス革命が主題のオペラなのでシェニエ (カウフマン!) がギロチンにかけられるシーンも入っており一部の観衆の怒りを買った様です。それ以外にも演出については賛否両論あります。評論のまとめは20日以降を予定しています。

 

2017.03.13. 

バイエルン歌劇場の 「アンドレア・シェニエ」 プレミエ、 BK Klassik (ラジオ放送)を聴きましたがはなかなか良かったです。カウフマンは少し抑え気味かなと感じるところはありましたがやっぱり上手いですね。ハルテロス、サルシも好調でした。来週のLive Streamsがたのしみです。カーテンコールの写真出ています。ついでにオペラのトレーラーが出てきました。いつまで観ることができるかわかりませんが、2015年ROHの「アンドレア・シェニエ」1~4全幕を「カウフマンのイタリアオペラ」に出しました。

 

2017.03.11. 

ウイーン国立歌劇場 「トスカ」チケットはヨナス・カウフマンの出演する公演が一般発売日当日に全て完売になっていました。

 

2017.03.11. 

ROH「オテロ」のチケット争奪戦は壮絶になっている模様。上位優先枠で既に争奪戦。Friends枠販売開始直後サイトに入って10分後に順番が来たら既に"sold out"だった、というような情報が複数入っています。一般販売 (3/28)の為に何割か(2割程度) のチケットが用意されているそうですのでそちらを狙うか又は再販されるチケットが出現するのをまめにチェックしながら待つくらいでしょう。いずれにしてもカウフマンチケットの争奪戦はいつもながら異常で舞台がキャンセルされれば今度はカウフマンに対する非難の嵐になります。チケット購入を考えておられる皆様にはキャンセルされる可能性があることも充分ご考慮の上、争奪戦にご参加下さい。 

 

2017.03.10. 

バイエルン州立歌劇場から「アンドレア・シェニエ」ゲネプロの写真4枚がでました。舞台は上下に別れ上段は上層階級下段は抑圧された下層階級が占めています。革命の進行につれ上下に住む人々が入れ替わるようです。結局社会構造は革命でも変わらないという皮肉な結果を視覚的に示しているのでは無いかと想像しています。ジェラードの「国を裏切る者」のアリア(鑑賞記参照)を意味深く味わえることになりそうです。なかなかに良い演出なのではないかと期待しています。

 

2017.03.12.

 本日深夜(現地時間12日午後7時、日本時間13日午前3時)よりBK Klassik (ラジオ放送)でバイエルン歌劇場の「アンドレア・シェニエ」プレミエを聴くことができます。

 

 

 ROH、カウフマン出演予定の「オテロ」チケットはFriends (優先先行販売) 枠分が初日販売開始後10分で売り切れたという未確認情報が入っています。一般枠 (3/28)で購入を考えておられる方は事前準備万端でご努力下さい。

 

2017.03.04. 

カウフマンが来シーズンMETでの「トスカ」をキャンセル しました。このことに関するiltrovatoreの感想(このページの最下部に掲載)を掲載します。(古いニュース倉庫2017.1.~2. にあり)

 

2017.03.03. 

バイエルン州立歌劇場で3月18日に上演されるアンドレア・シェニエをオンライン(Munich house's Live Streams)で観ることができます(詳細英語)。3月18日現地時間午後7時から(日本時間3月19日午前3時から)です。

 

2017.03.02. 

バイエルン州立歌劇場から、アンドレア・シェニエのリハーサル風景が出ました。

 

2017.03.01. 

ヴェルディ、オテロ(ロイヤルオペラハウスで上演されたオテロのシネマ)は9月8日(金)から日本で公開になります。

 

2017.03.01. 

バイエルンオペラフェスティバルにおけるカウフマンの4公演(7/19,23 運命の力、7/28,31 アンドレア・シェニエ)は完売になりました

 

2017.2.

 

2017.02.28. 

バイエルン歌劇場にて、カウフマンがアンドレア・シェニエの衣装をチェックしています。衣装から見ると時代読み替え演出ではなさそうで、iltrovatoreとしては幾分ほっとしています。全ての上演日でチケット完売のシェニエは3月12日から始まります。

 

2017.02.25. 

WienerOpernball 2017 (ウイーン・オーパンバル;ウイーンの舞踏会)(2017.02.23.開催)でカウフマンが2曲歌いました。「カウフマンのコンサート」に歌の動画を載せています。特に新しいことは言っていませんがインタビュー内容の英語訳はファンサイトで見ることが出来ます。ネトレプコご夫婦、フローレス、グロイスベック氏、日本で最近人気のD.コルチャックもいらしていたようです。

 

2017.02.24.  

ヨナス・カウフマンはソニーミュージックオーストリアから3つのレコード賞を贈られました。「PLATINUM」は „Du bist die Welt für mich“, 「GOLD」 は „Nessun Dorma – The Puccini Album“ と „Dolce Vita“に対して送られました。

 

ヨナス・カウフマンはサンタ・チェチリアアカデミア(イタリアの音楽大学)から"Honorary academic" (名誉会員のようなものでしょうか)に選出されました。ちなみにこの会員にはマルタ・アルゲリチ、ダニエル・バレンボイム、プラシド・ドミンゴ、イツァーク・パールマン、ズビン・メータ、セイジ・オザワなどがいらっしゃるそうです。

 

2017.02.22.

 2017-18年度のバイエルン歌劇場の公演スケジュールは4月2日に発表されます。

 

2017.02.16.

 MET来シーズン、2017年12月31日より新演出のトスカでカウフマンがカバラドッシで出演予定です。オポライスのトスカ、ターフェルのスカルピアというゴールデンコンビ。しかもネルソンズの指揮、マクヴィカーの新演出とくれば・・・今年のMETの目玉のようです。詳しくは下欄「ヨナス・カウフマンのオペラ・コンサート公演予定」を見て下さい。カウフマンは来期バルセロナのリセウでソンドラ・ラドヴァノフスキーとともにアンドレア・シェニエを演ずる予定です。詳細はいずれ。

 

2017.1.

 

2017.01.21. クラシカジャパンは2月にカウフマンも出演するドキュメンタリー「歌劇はカゲキなスポーツ!」を放送します。詳しくは本ページの下欄「日本にてヨナス・カウフマンが出演するオペラなどのTV放送、映画館の放送」をご覧下さい。

クラシカジャパン 2017年2月 「歌劇はカゲキなスポーツ!」ドキュメンタリー 2011、ヨナス・カウフマン、アニヤ・ハルテロス、ピョートル・ベチャワ、クリスタ・ルートヴィヒ、エッダ・モーザー、ダニエル・べーレ その他  放送日程 2/14~21, 2/26

カウフマンMET「トスカ」キャンセルに想う 2017.03.04  iltrovatoreの感想

 

ヨナス・カウフマンが来期METの「トスカ」をキャンセルすることが発表されました (The New York Times:https://www.nytimes.com/2017/03/03/arts/jonas-kaufmann-withdraws-from-met-operas-tosca-next-season.html?_r=1)。この「トスカ」は来期METの目玉でしたからショックは大きいです。カウフマンは2014年の「ウェルテル」以降METには出演していません。カウフマンのオペラを直接見ることのできない日本のオペラファンもMETビューイングでの彼の出演を楽しみにしていましたから、とても残念です。このキャンセルは根深い問題を含んでいるようにも思えます。以下のコメントはオペラ業界の舞台裏を知らない素人オペラ愛好家 iltrovatore の個人的な見解で有ることをご理解頂いた上でご覧下さい。

 

まずは「トスカ」の公演時期と公演回数です。大晦日から9回の公演が予定されていました。個人的にはこれは驚きでした。公演回数が多い!

 

彼は昨年声帯血腫になり4ヶ月の完全休養を取っていました。今年1月のパリでの「ローエングリン」でオペラに復帰したところです。METは3800人収容できる大劇場です。ヨーロッパの一流劇場、パリオペラ座バスチーユ (2700人)、ROH (2300人弱)、バイエルン国立歌劇場 (2100人)、スカラ座(2000人)、ウイーン歌劇場(1600人) それから日本の新国立 (1800人) と比べると如何に大きな劇場であるかわかります。うっかりコントロールを失って大声を無理に出すと喉に負担がかかることは一目瞭然。しかし、もしこのことが主要な問題であればもともと用心深いカウフマンは公演発表ずっと前にキャンセルしていたでしょうね。トスカはMETで以前歌ったことがあるので喉にかかる負担は充分に計算できていたでしょう。

 

最近のMETの観客の入りはよくありません。ざっくりといって座席数の2/3位しかチケットが売れていません。シーズンプレミエやガラ公演などは完売しますがそれ以外はネトレプコでさえライブビューイング収録の日くらいしか完売できず、それ以外の日ならばチケットは楽々手に入ります。現在歌手の名前だけでMETでの出演公演全部を完売できる可能性のあるのはカウフマンしかいないと考えられます。財政の苦しいMETにしてみれば喉から手が出るほど(沢山)歌って貰いたい歌手のナンバーワンがカウフマンであることに疑いはありません。

 

そんな事情がある上での9回の連続公演です。しかも公演初日が大晦日で公演最終日がMETライブビューイング収録の日です。初めから終わりまでカウフマンが逃げられないような日程を組んでいるな、と感じました。しかしこれもカウフマン側がちゃんと了承していれば、ですが別に問題ではありません。

 

はっきりとした問題は、カウフマンのキャンセルがMET来期の年間スケジュールの発表からわずか2週間後に公表されたことです。これは異常です。劇場側は「カウフマン出演のトスカ」を華々しく発表しましたが、劇場側とカウフマン側との間で完全な了解が取れていたか疑問です。

 

カウフマン側と劇場側との交渉をもつれ込ませた本当の原因はごくごくわずかの人々しか知り得ませんし、知っていても話さないでしょう。吹聴されるゴシップのほぼ全ては善意または悪意からの憶測にすぎないのです。しかし、歌手のキャスティングはオペラ劇場運営にとってもまた歌手にとっても最も重要な案件です。劇場側歌手側ともお互いの事情を充分考慮の上納得できるまで協議しないと後々トラブルがおきます。というか起きました。カウフマンはNYのオペラファンにも切望されているのです、妥協できるところはなかったのでしょうか?またもし妥協できないのならば年間スケジュール発表までのしかるべき時点で劇場側はカウフマンをあきらめて(捨ててと言っても良いです)別の歌手に振り替えればこの様ないざこざは起きなかったのではないでしょうか。現在のオペラビジネスのやり方には疑問を持たざるを得ません。

 

唯一良かったと思うのは、キャンセルが非常に早く発表されたため一般のオペラファンへの被害がなかったということです。