古いニュース倉庫(2021)

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2021.12.31

★カウフマンのツイッターより。一年の振り返り

★今年もコロナに明け暮れましたが、来年は穏やかな日々が帰ってくることを期待しております。このサイトを読んでくださる皆様ありがとうございました。

 

2021.12.29

偶然に発見したフィルム、BBC制作の"Pappano's Essential Tosca"。オペラ「トスカ」をA.パッパーノが解説します。Angela Gheorghie, Jonas Kaufmann, Bryn TerferらによるROHでのリハーサル風景なども沢山とりあげられており内容的にも非常に深く、面白いです。今より若く(痩せていた)ヨナス・カウフマンの魅力的な歌唱と演技がたっぷりはいっています。字幕を操作すれば英訳から訳された日本語字幕で見ることができます。多分2011年頃放送された番組。

 

ちなみに、第3幕夜明けの場面、音楽の背後に鳴っている教会の鐘の音が4種類あるなんて知りませんでした(非常に遠く、そんなに遠くない、近くにある、およびサンピエトロ寺院の鐘)。でもこの鐘の音がローマを聴覚的に表現しているそうで。

 

もしかすると消去されてしまうかもしれないので、興味のある方はお早めにご覧ください。

https://youtu.be/D9frwaMzFjU

 

2021.12.25

やれ、ありがたや。英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2021/2022が日本でも公開されることになりました。全6演目。バレエ:「くるみ割り人形」「ロミオとジュリエット」「白鳥の湖」、オペラ:「トスカ」「リゴレット」「椿姫」です。本サイトの「海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定」のページに追加しておきました。

 

当方といたしましては、ROH公演の後半部分、特にカウフマンが出演する「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」もいずれ追加して欲しいところです。さてどうなりますやら。

 

2021.12.23

★ROHのストリーミングにナブッコ(live)とファウスト(2019)が加わりました。詳しくは海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定のページをご覧ください。バレエも追加がありましたが省略。

 

なお、ROHシネマの「トスカ」はブライアン・ヒンメルがキャンセル。代わりにFreddie De Tommasoがはいりました。彼は期待の大型新人です。日本でも公開を希望。

 

★ヨナス・カウフマンのクリスマスツアーはウイーンのKonzerthausで終了しました。次の予定は来年1月26日からウイーン歌劇場での「ピーター・グライムス」。

 

2021.12.22

Operawireで”Operawireスタッフが選ぶ2021年のベスト公演”のひとつとしてウイーン歌劇場の「パルジファル 」が選ばれていました。選者は演出を褒めていました。iltrovatoreとしてはこの演出は滅多にないくらいの最低。歌手は最高と思いましたけど。

https://operawire.com/best-of-2021-operawires-staff-on-the-best-performances-of-the-year/

2021.12.20

ウイーン歌劇場のストリーミング、来年1日午前3時から、「こうもり」

Music: Johann Strauß 

Conductor: Bertrand de Billy 

Production: Otto Schenk 

出演: Andreas Schager, Rachel Willis-Sorensen, Wolfgang Bankl, Christina Bock, Jörg Schneider, Clemens Unterreiner, Vera-Lotte Boecker, Peter Simonischek, Robert Bartneck,

 

2021.12.18

Operawireで”Operawire(が選ぶ)2021年のベスト歌手11人”という記事が出ていて、その中の一人にヨナス・カウフマンが挙げられています。今年、カウフマンと一緒に歌ったLise Davidsen, Sandra Radvanovsky, Ludovic Tezierも並んで挙げられているのがうれしい。

 

その他、先日ウイーン歌劇場でフローレスをはじめとする花形歌手を揃えた新演出の「セヴィリアの理髪師」(これはものすごくよかったです)でロジーナを歌ったVasilisa Berzhanskaya,をはじめとしてLawrence Brownlee, Asmik Grigorian, Erin Morleyその他も挙げられていました。

 

 

「今年誰それが何を歌いました」のようなリスト的内容が主な記事なので英語でもわりと楽に読めます。興味のある方はごらんください。こちら。https://operawire.com/best-of-2021-operawires-top-11-singers-of-2021/

 

 

2021.12.15

ナポリでの「オテロ」公演は全ておわりました。息をつくまもなく、クリスマスコンサートに戻ります。

 

カウフマンのツイッターより

 

プロダクションの終わりはいつもほろ苦い。だけれどナポリでは良い思い出ができた。ここでイタリアのプレジデント Sergio Mattarellaとお会いできたのは格別なこと。彼はこの公演のプレミエに来てくださった。

 

2021.12.11

ヨナス・カウフマン出演予定;来年のザルツブルグ音楽祭にて歌曲リサイタル

8月7日 Helmut Deutsch によるピアノ伴奏。R.シュトラウスとリストの歌曲。

 

カウフマンは公演の合間にナポリにあるエンリコ・カルーゾの家(現在カルーゾのミュージアムになっている)を訪れたようです。

 

2021.12.10

あれまあ、ロンドンでのクリスマスコンサートも延期。コロナに対する規制のために演者、オーケストラがドイツからイギリスに渡航できないのが理由です。12月16日のコンサートを聞きに行かれる予定だった方は残念ですね。

 

2021.12.9

★カウフマンとダムラウ、ドイチュさんのベルリンでの歌曲リサイタルは3月30日から4月5日に変更になっています。日本から聴きに行かれる予定の方は要注意。

 

★鑑賞記 "Baritenor CD" や番外地で先日ご紹介したアメリカ人テノールのMichael Spyresがフランス政府から名誉ある「芸術文化勲章(シェヴァリエ)を授与されました。

 

この勲章は芸術文化の分野での創作活動やフランスおよび世界の芸術に影響を及ぼした人物に授与されます。ヨナス・カウフマンも、この勲章のシュヴァリエ&もう一段階上のオフィシエを授与されています。

ちなみにこの勲章の最高位、コマンドゥールまで授与されたオペラ歌手は、Anne Sofie Von Otter, Waltraud Meierなどがいます。

 

2021.12.8

ウイーン歌劇場からのレターによると公演は聴衆を入れて12月13日から再開されるそうです。

 

2021.12.2

あんれまあ、テアトロ・サン・カルロ「オテロ」、ユーシフ君が歌う予定だった12月7、10、14日公演をキャンセルし、代役として7日はGregory Kunde, 10,14日はJonas Kaufmannが歌うことになりました。カウフマンは14日ミュンヘンでクリスマスソングを歌う予定になっていましたが、コロナ流行に伴う措置により公演はキャンセルされています。

 

しかし、まあ、コロナ禍ゆえか代役が両者ともゴージャスですこと。

 

2021.12.1

サン・カルロ劇場「オテロ」の評論がいくつか出ています。いくつかは読みましたが単なる状況報告のような感じの文章が多く、カウフマンに対してもバリトン様の声、とかメッサヴォーチェが素晴らしいとか、すでに言い古された言い回しが多いし音楽的な評論の内容も比較的乏しかった様に思えます。

 

記憶に残った評論の一部ですが、

ForumOpera:カウフマンは出だしはあまり調子が良い様には見えなかったがだんだんと良くなって彼のハーフトーン、ピアノなどを味わうことができた。

https://www.forumopera.com/otello-naples-un-feminicide-ordinaire?fbclid=IwAR2G5IhZCfUXNdS7CjXP-cYmk80898dvZRMyOYbV7RcNqUwa2H-DaxDmaj8

 

OperaClick:彼は絶好調。しかしもっと強大な声で歌って欲しかった。ただしそれは彼が悪いというわけではなく、彼が情緒的に濃密な側面を強調しているからである。

https://www.operaclick.com/recensioni/teatrale/napoli-teatro-di-san-carlo-otello-22?fbclid=IwAR2OBBoYjZ9Hd_v4owzAO0gdfjHiiRqtVfLEUs5D4KZLYkMFBK3v-ck5gU8

 

新演出に関してはどの評論も実に細々とたくさんのスペースを割いて書いてありました。が、「新演出とは演出家(の生活)と音楽的内容に関して記述する能力に乏しい評論家のためにある」という昔どこかで読んだ文章を思い出しました。

 

ちなみに舞台は現代の中東のどこかで西洋の軍隊が平和維持活動をしているという状況。デズデモナはオテロと対等に接していたが、最後には力の強い男性に負けたというストーリー展開らしい。女性殺し、女性への暴力を強調した演出ということです。私にはヴェルディが表現したかった内容とは異なるピントの外れた演出ではなかったかと想像しますが、何せ本物を見ていないのでなんとも言えません。

 

2021.11.27

こんな感じの演出なのですね。1幕出だしのところでしょうか。

https://www.facebook.com/teatrodisancarlo/posts/10159924759702342

https://www.facebook.com/teatrodisancarlo/posts/10159928689407342

 

2021.11.23

サン・カルロ劇場での「オテロ」は共和国大統領Sergio Mattarella、下院議長、知事、市長、文化界やビジネス界の豪華なゲストが参加して始まりました。劇場は満員、厳格なドレスコード適用。初めに国歌演奏あり。演出は現代に読みかえ。フェミニズムと戦争というテーマをアクセントにしているようです。演出は賛否が分かれているようですが、さて実際どないな内容でしょう。

https://youtu.be/tJCazD97YEs

 

2021.11.23

コロナ流行によるウイーン歌劇場のシャットダウンに伴い、過去に録画されたオペラの無料ストリーミングが毎日あります。予定は1週間ごとに発表されます。

 

今週の予定は本日から始まっています。まずは「ラインの黄金」から。各演目24時間視聴できます。予定は本サイトの「海外歌劇場シネマ&streaming予定」に出ています。

 

 

なお、歌劇場からのレターメールによれば、12月5日に予定されていたバリー・コスキー演出の「ドン・ジョバンニ」のプレミエは無観客で上演され、ORFIIIとストリーミングで流される予定です。

 

2021.11.20

テアトロ・サン・カルロの「オテロ」初日は明日。

 

2021.11.18

テアトロ・サン・カルロの「オテロ」が近づいてきました。シーズンプレミエは11月21日です。

Jonas Kaufmann (Otello), Maria Agresta (Desdemona) e Igor Golovatenko (Jago) という配役です。指揮はMichele Mariotti、Mario Martoneによる新演出。インタビュー記事 (la Repubblica 2021.11.17) も出ています。「ジェラシーだけじゃない、僕のオテロは弱みだらけだ」だそうです。

 

https://www.repubblica.it/spettacoli/teatro-danza/2021/11/17/news/jonas_kaufmann-326763554/?fbclid=IwAR0BSUK3i7TE5KuNTcoET-PEYnKCWoC-eMHk47hjxr5NI3nVYmut-gHwP3s

 

追加:このインタビューで特に目新しい内容はなし。ただインタビュアーのイタリア人音楽家のコメントとして「カウフマンはネイティブスピーカーのように話す」とありましたけど。

 

2021.11.17

BSプレミアムで放送されたROH「フィデリオ」、NHKの収録は2020年3月3、6日。一方ROHがシネマ様に録画したのは9、13日でした。9、13日は両日ともカウフマンの調子が悪く降板(以前インタビュー記事を読んだ記憶が正しければ、彼はこの頃コロナとわからずにコロナに感染していたらしい)。NHKは実にラッキーでした。外国のカウフマンファンはNHKが録画していたと知れば残念がるでしょう。

 

とまれ、Lise Davidsenはやはり大きい。オペラ歌手スタンダードでみても圧倒的にガタイが大きい。

 

2021.11.16

バイエルン歌劇場が出したカウフマン・ペーターセン出演の「死の都」がThe Preis der deutschen Schallplattenkritik(ドイツレコード批評家賞)を受賞しました。

 

2021.11.14

Jonas Kaufmannによる国連(スイス、ジュネーブ)人権室でのリサイタル "One Humanity Concert"

はmedici TVのこちらのサイトで視聴することができます。

https://www.medici.tv/en/concerts/jonas-kaufmann-recital/?fbclid=IwAR3GV_9gAdIevC2FmDon45EIh_12pIaNLR72Rn-Tl4MHrYcmOSnjPS2YaDE

 

2021.11.10

バイエルン州立歌劇場での「トリスタンとイゾルデ」より ‘Wohin nun Tristan scheidet,’

https://youtu.be/qu_Aa8J_4T4

 

2021.11.9

Jonas Kaufmannによる国連(スイス、ジュネーブ)人権室でのリサイタル "One Humanity Concert"

国連のツイッターなど覗くのは初めて。天井が美しい

 

2021.11.6

欧米各地で新しいオペラシーズンが始まっています。各歌劇場の正式なTrailerの他にファンが作ったTrailerもYoutubeに出ていますが、結構上手にできているのでご参考までに。尚、MET, ROH, 新国立劇場が出した正式なTrailersは「海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定」で見ることができます。

 

Teatro alla Scala 2021/22: https://youtu.be/cfInSeLQuvc

Wiener Staatsoper2021/22:https://youtu.be/q1f3pQoWtNU

 

2021.11.4

Jonas Kaufmannが11月8日に国連(スイス、ジュネーブ)人権室でリサイタル "One Humanity Concert" をやります。ピアノ伴奏はいつもの様にドイチェさん。内容は最近よく歌っているリスト、ブラームス、ショパンなどなどの歌曲です。このコンサートを聴きたい方はリンク先から登録してください。ただしコンサートに行けるかどうかは開催者の方から連絡するそうです。

 

この催しは、UNAOC (国連文明の同盟?) がジュネーブの国連本部でオフィスを発足させる記念として開催されるそうです。

 

このコンサートはmedici.tvでも11月14日 4:00 AM (日本時間)にストリーミングされます。

 

2021.10.29

★ウイーン歌劇場で上演中の「アドリアナ・ルクブルール」はブイヨン公妃初ロールのエリーナ・ガランチャが素晴らしいと話題になっています。ウイーン歌劇場は10月30日午前2時(日本時間)にこの公演のライブストリーミングを行います。72時間視聴可能。無料ですがおそらく登録が必要です。この情報は「海外歌劇場シネマ&ストリーミング」のページにも置いておきます。

 

★以後、ウイーン歌劇場、バイエルン歌劇場などのストリーミング追加情報は特別の場合を除き「海外歌劇場シネマ&ストリーミング」のページのみに掲載します。ニュース欄には書き入れません。 

 

2021.10.27

ヨナス・カウフマンのアメリカツアーは24日のバークレーで終わりました。カリフォルニア大学のZellerbach Hallで行われた公演でしたが9回のアンコールがあったそうで暖かい評論が出ていました。広いアメリカ合計6カ所を回る旅でしたが、全て良い評判だったです(といっても評論のさわりしか読んでない・・・)。

 

アメリカ人のお行儀はあんまり良くなかったところもあるみたいですが、私的にいえばそりゃそうかもね、です。

 

2021.10.26

サンタモニカでの公演をロサンジェルスタイムズが評論しています。その中で私の心に留まった一節。

 

「カウフマンはバルコニー席を目指して歌っていた様に見えた。バルコニー席(要するに安い席)には学生がいっぱい。この中でアンプを使わない声がどのくらい素晴らしいかを体験した人はおそらく少ないだろう。その彼らがこの古風なリートのリサイタルに対して最も熱狂的だったのだ、」https://www.latimes.com/entertainment-arts/story/2021-10-24/jonas-kaufmann-tour-broad-stage-review

 

そう言えばベチャワが以前ウイーン歌劇場の冊子にエッセーを書いていました。「立ち見席」というタイトルでした。(彼のFBにも同じ内容が出ていたと思います)。https://www.wiener-staatsoper.at/die-staatsoper/medien/detail/news/am-stehplatz-piotr-beczala/?fbclid=IwAR1aKjDOIO4CRTmL2Gn8LiPFt7YI5Mlr1eiQvap2tIUlLA9HaP6gLwg4xHE

 

 

彼がまだ学生だった頃、出稼ぎのためにウイーンに来て初めてウイーン国立歌劇場の立ち見席(安い席)でオペラを見て感激したこと、そしてこの劇場で歌いたいという野望が芽生えたこと、立ち見席には本当にオペラが好きな歌劇場と芸術家に魅せられた人々がいること、そして(有名になった)今でもカーテンコールでお辞儀をする時立ち見席を何度も見、そして自分が初めてこの歌劇場に足を踏み入れた夜のことを思い出すこと、、、

 

などを書いていました。とても良い内容でした。今回のカウフマンもベチャワと(部分的にでも)似たような心境だったのかなあ、とふと妄想してしまいました。

 

2021.10.23

「ヨナス・カウフマンとオペラの魅力」サイトを開設して(2016.10.23より)、はや5年経ちました。サイトを作った当時こんなに長い間書き続けるとは予想もしていませんでしたが、とりあえずもう少し続けさせていただこうかなあ、と考えております。

 

暖かい励ましのお言葉や様々なご助言はとてもありがたく、このようにオタクな長文を読んでくださっている皆様に深く感謝いたします。ご指摘ご要望ご感想などありましたら、または私との単なるお喋りでもサイトの「お問い合わせ」欄に気軽にご記入くださればありがたいです。iltrovatore

 

2021.10.22

ウイーン歌劇場からの情報。フローレスとアブドラザコフが出演した新演出の「セヴィリアの理髪師」がARTE Concertでストリーミングされます。日本で見られるかどうかはわかりません。詳しくは海外歌劇場シネマ&ストリーミングのページに出ています。

 

2021.10.19

ヨナス・カウフマン アメリカツアー、ワシントンKennedy Centerでの公演の評論がワシントンポストに掲載されていました。とても良いリサイタルだったらしいですが公演の途中で頻繁に様々な雑音が出ていた様です、Kennedy Centerではいつものことらしいですが。アンコールは8回あったそうです。アメリカツアーは後21日のサンタモニカと24日のバークレーを残すのみ。

https://www.washingtonpost.com/entertainment/music/kaufmann-deutsch-lieder-kennedy-center/2021/10/18/ff5a6ac6-3010-11ec-93e2-dba2c2c11851_story.html?fbclid=IwAR34_qR-n4LLIKX7VoDobmTkNsDPDGVjsU8kW8kmi4SpHskqhqLxDxAiXLQ

 

2021.10.17

バイエルン歌劇場の次回の無料live streaming、ショスタコヴィッチ作曲 「鼻」 

11月初旬から30日間オンデマンドがあります。日程が決まれば「海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定」に追記します。

 

2021.10.16

★本サイト、外国歌劇場チケット購入システム概要のページ、バイエルン州立歌劇場とウイーン国立歌劇場の記載に変更あり。両歌劇場のトップが変わったためかコロナのためか、予約申請の日程・表示方法・リンク先などが一部変更されています。一応修正しておきましたが歌劇場HPの最新情報を確かめてから予約した方が安全です。

 

★外国歌劇場チケット購入システム概要のページ、ROH、パリオペラ座、スカラ座の項にも細かい修正を加えup dateしました。

 

 

★ヨナス・カウフマンアメリカツアー、明日17日はワシントンです。

 

2021.10.15

ウイーン歌劇場の「アドリアナ・ルクブルール」ライブストリーミングは日本時間10月30日午前2時から始まります。歌手豪華。on demandがあるかどうかわかりません。もしご存知の方がおられたら教えてください。一応ここに書いた情報全てを海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定に記載しておきます。

 

見るには多分登録が必要です。視聴はこちらから、https://play.wiener-staatsoper.at/

Music: Francesco Cilea 

Conductor: Asher Fisch 

Production: David McVicar 

ブイヨン公妃:Elīna Garanča, 

マウリツイオ:Brian Jagde, 

ミショネ:Nicola Alaimo, 

アドリアナ:Ermonela Jaho 他

 

現在のところ、ウイーン歌劇場は年間のライブストリーミングおよびオンデマンド予定を出していません。予定が出たところで「海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定表」に追加記載しています。

 

2021.10.14

★バイエルン歌劇場の次回の無料live streaming

ショスタコヴィッチ作曲 「鼻」 2021.10.27にこちらのサイト (https://www.staatsoper.de/en/staatsoper-tv 

) で見ることができます。

★現在のところバイエルン歌劇場は年間のライブストリーミングおよびオンデマンド予定を出していません。予定が出たところで「海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定表に追加記載しています。

★ROHでの「イエヌーファ」はYoutubeで11月9日まで視聴可能。

こちらも「海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定表に追加記載してあります。

★ヨナス・カウフマンアメリカツアー、本日はマイアミです。

 

2021.10.12

Operawire(https://operawire.com/carnegie-hall-2021-22-review-jonas-kaufmann-in-recital/)によると、カーネギーホールでのリサイタル、最後のアンコールで問題が起きた様です。

 

2回目のアンコール以降スマートフォンによるカメラ撮影が凄かった様で(ついでに携帯電話も鳴っていたたらしい)、6回目(最後)のアンコールの際カウフマンはとうとう切れてしまったらしく、無作法なことをせずショー(歌)をレスペクトしてくれ、と言ったらしい。で、その際に”stupid” という言葉を付け加えてしまったそうです。

 

この評論を書いた評論家によると”stupid” とは携帯で歌手の写真を撮ることを指しているということですけれど・・・iltrovatore的にこの言葉は少々不穏当かな。

 

欧米の場合基本的に写真撮影は禁止されていますが、正式な公演が終わると舞台上にいる歌手を写真撮影するのが当たり前になってしまっている様なところもあり、カメラフラッシュの一斉射撃の様になってしまったのではないかと想像します。歌う直前や歌っている最中にフラッシュを浴びると(携帯が鳴るのもですが)歌手の歌への集中力が削がれ歌の内容が悪くなるので、カウフマンは怒ってしまったのでしょうね。

 

カウフマンの演奏会はアメリカでは待ち望まれていたはずなのに後味の悪いコンサートとなったのではないかなあ。コンサートの内容そのものは素晴らしかったらしく、非常に良い評論がされていましたので残念なことです。素晴らしい公演の最後に歌手から文句を言われるなんて、聴衆の幸福な気分が吹き飛んでしまいます。

 

ただし「カーネギーホールの聴衆は6回のアンコールの後、彼の率直さにしっかりとした拍手を送っていた」そうです。

 

詳しくは上記でリンクさせたOperawireの評論をご参照ください。

 

追記:Seen and Heard Internationalの記事 (https://seenandheard-international.com/2021/10/jonas-kaufmann-gives-unsparingly-of-himself-and-then-some-at-carnegie-hall/?fbclid=IwAR2Thnb8E1FNIt5Cp4tJ-Sk-xXZ4XoyCwqSmqDJ0KI8EoBN0dnXUqmIEY38) によれば、カウフマンは ‘I give you everything, won’t you please turn off your cameras’ と言ったらしいです。これだと相当丁寧な表現に思えますけれどね。他のいくつかの評論でも公演内容は絶賛されています。

 

2021.10.11

★ヨナス・カウフマンの "It's Christmas" 新バージョンが10月29日に出ます。

2021.10.9

METライブビューイング日本上映の日程が決まりました。海外歌劇場シネマ&streaming予定表のぺージに日程を追加しました。 

本日は再開したばかりのニューヨークカーネギーホールでのリサイタル。歌うのはリストですね。ピアノ伴奏はいつもと同じ、Helmut Deutschさん。

 

2021.10.8

ヒューストンでのヨナス・カウフマン コンサートの模様を知らせる記事が出ました (SLIPPED DISC by Lawrence Wheeler)。

https://slippedisc.com/2021/10/jonas-kaufmann-wakes-up-houston-first-review/?fbclid=IwAR3V5jP_ou1TiR71pyXM_T5llym2LbhT3Ajoc48jAQtLzKcIZ4f__ynKrFw

 

前半は:

「ジョコンダ」より "Cielo e mar!"、 

「運命の力」より "La vita e inferno〜Oh! Tuche inseno agli angeli"、

「アンドレア・シェニエ」より "Un di all'azzurro spazio"、

「カヴァレリア・ルスティカーナ」より "Mamma, quell vino e generoso"

 

後半は:

"Die Walkure"より、何を歌ったかの記載はない

"Parisifal"より、同上

"Lohengrin" より、"In fernem Land"

 

アンコールは

"Wintersturme wichen dem Wonnermond"  from "Walkure"

"E Lucevan le Stell" from "Tosca"

"Traume" by R. Wagner

"Ombra di Nube" by Lucinio Refice

"Mattinata" by Ruggero Leoncavallo

 

カウフマンの調子は良く聴衆も満足したらしい、レビューの内容は上記の記事をご覧ください。

 

2021.10.7

アメリカツアーが始まりました。6日はヒューストンで、彼が好むイタリア・ドイツオペラのアリアをいくつか歌います。彼のFBによると、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の「母さんあの酒は強いね」“Mamma, quel vino è generoso” は彼のお気に入りの一つで、「このオペラは元々コンテスト用に書かれたものの、マスカーニは失敗を恐れ出展しなかった。しかし彼の妻が引き出しの中にあるその作品を見つけて出展した」そうです。

 

2021.10.6

 

ヨナス・カウフマンは今日からアメリカツアーを始めます。

 

2021.10.1

METライブビューイング2021-22が始まります。開幕は2022年1月21日。10作品を順次公開決定(内容は本サイト情報&スケジュール:海外歌劇場シネマ&streaming予定)

 

2021.9.28

残念ながら、バイエルン歌劇場「運命の力」、カウフマンは残りの2公演もキャンセルです。

 

2021.9.24

9.18日の以下の記事のバイエルンTVのURLが変更されてました

2021.9.20〜26まで1週間限定。Vladimir Jurowski指揮、Ekaterina SmenchukとPiotr Beczalaが歌います。なかなか良いプログラムです。(古いニュース倉庫の2021.9.3の記事に出ています)

 

と書き終えたところで、前のURLでもまた入ることができるようになったという情報が・・・バイエルン歌劇場のHPは最近工事中でしばしばURLとか内容が入れ替わる。

 

2021.9.23

NHK BSプレミアムで11月14日ROH「フィデリオ」を放送します。これはNHKが8Kで収録・放送したものです。昨年公開されたROHシネマはヨナス・カウフマンがキャンセルした代役での公演録画でしたが、8K版ではカウフマンが出演しています。https://www.nhk.jp/p/premium/ts/MRQZZMYKMW/blog/bl/p1EGmp948z/bp/pwg59vDJO4/

 

ですから日本の8Kで放送された時は「NHKに放送料払っているのだから普通のBSで放送してよ!」と怒ったのですが、今回やっと放送されることになりました。

 

BSプレミアの情報によると収録は2020年3月の6、9日。カウフマンが出演したのは6日で9日はキャンセルしています。しかしキャストとしてフロレスタンはカウフマンとしか書いてありませんので少なくとも第2幕のフロレスタンが歌うところはカウフマンが出演した6日分を使うのでしょう。

 

この公演はレオノーレ役、リーゼ・ダヴィッドセンの素晴らしさが光っていたと評論されていた記憶があります。

 

2021.9.18

★ 9月13日ギリシアでのコンサートの模様。https://youtu.be/AQMB-t94mmY

 

★ カウフマンが出演しないのでバイエルン歌劇場主催のOpera fur alleコンサートは見ないでもいいわ、と思った方もいらっしゃるとは思いますが、このコンサートがvideo on demandされます。

 

2021.9.20〜26まで1週間限定。Vladimir Jurowski指揮、Ekaterina SmenchukとPiotr Beczalaが歌います。なかなか良いプログラムです。(古いニュース倉庫の2021.9.3の記事に出ています)。該当の期間にこのページに入ると見ることができます。

 

2021.9.17

あららら、ヨナス・カウフマンはOpera fur alleコンサートをキャンセル、代わりにベチャワが入りました。13日のギリシアでのコンサートの評論で、「彼は風邪気味のように見える」と書いていた評論家がいましたが…

 

バイエルン歌劇場「運命の力」の最初の公演もキャンセルです。2、3回目に出演できるかどうかはまだわからないそうです。医師によれば気管支が感染しているとのこと。

 

2021.9.16

 

現地時間明日17日午後7時より(日本時間18日午前2時)よりOpera fur alleコンサートがライブストリーミングされます。

 

2021.9.15 情報追加

バイエルン州立歌劇場のHPが新しくなりました…が、新たなページは文字ばっかり。おまけに美的センスは皆無で情報の書き方もわかりにくい。相当に失望です。HPの改良を期待します。

 

Staatsopera TVでの17日のストリーミングはあるらしいです。今のところ"Staatsopera TV" をクリックしても"Page not found" 状態。後日再チェックします。➡︎とりあえずページだけはできています。

 

「外国歌劇場チケット購入システム概要」バイエルン歌劇場の記述を書き改めました。日程の変更があります。申し込まれる方は要注意。なお、新たな情報として、九月のフェスティバルの他に来年五月のフェスティバルが新設されるということです。

 

「外国歌劇場チケット購入システム概要」バイエルン以外の歌劇場の記述も書き改めました。

 

2021.9.14

アテネでのコンサートは無事終了しました。

 

2021.9.12

明日はギリシアでのコンサートです。

 

2021.9.11

ROHのストリーミング予定が出てきました。シネマとまとめて記載します。この予定は「2021/22シーズン海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定&新国立歌劇場公演」のページに載せておきます。

 

シネマ

 

トスカ Live 2021.12.15

Elena Stikhina, Bryan Hymel, and Alexey Markov

 

リゴレット Live 2022.3.10 (シネマ用収録9月キャスト)

Carlos Álvarez, Liparit Avetisyan, Lisette Oropesa, Brindley Sherratt, Ramona Zaharia

 

椿姫 Live 2022.4.13

Pretty Yende, Stephen Costello, and Dmitri Platanias 

 

ストリーミング オンデマンドで30日間視聴可能。 こちらから試聴可能。

 

魔笛 9.17に収録、2021.10.1より 16ユーロ

Bernard Richter, Salome Jicia, Huw Montague Rendall, Brenda Rae, Krzysztof Baczyk

 

イエヌーファ 10.9に収録、2021.10より 無料

Asmik Grigorian, Karita Mattila, Nicky Spence, Saimir Pirgu, Elena Zilio

 

マクベス 2021.11.26ライブ、16ユーロ

Simon Keenlyside, Anna Pirozzi, Günther Groissböck, David Junghoon Kim, April Koyejo-Audiger

 

2021.9.9

 

ROHより、シネマのご案内。以下の演目の発表がありました。現在のところオペラバレエ含め6演目がシネマ予定。(以下バレエは省く)。日本でも上映されるかどうかは不明。キャスト記載なし。例年より演目が少ないです。来年の7月に予定されているカウフマン出演の「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」は是非シネマに追加してほしいです。新たな情報が出ましたら、本サイトの「海外歌劇場シネマ&ストリーミング予定表」に掲載します。

 

2021.9.8

先月の終わり、カウフマン・オポライスが出演したグラーツでの「トスカ」はブリン・ターフェルの調子が悪く直前の代役としてリュドヴィック・テジエがスカルピアを演じました。テジエはほぼ同時進行していたザルツブルクでの「トスカ」(ネトレプコおよび夫君出演)にも出演しており、グラーツとザルツブルクを何度も往復してお忙しいことでした。

 

さらに、今月初めウイーン歌劇場のオープニングナイトの「トスカ」で出演予定のアーウイン・シュロットが怪我で降板したためテジエ再び代役として登場。なんともお忙しいことですが、急場を凌ぐお助けマンとなっていました。(SLIPPEDISC) 

 

しかしターフェル、シュロットのように実力人気が伴った歌手の代役がはたまた同様なレベルのテジエとは、羨ましい限りです。

 

2021.9.6

 

バイエルン歌劇場は全座席を売り出せるようになりました。4日からの売り出しでしたのですでに完売だったカウフマンとハルテロス出演の「運命の力」もまだ余裕で購入可能です。う〜ん羨ましい。EU圏内に住んでいればねえ…ワクチン接種をコンプリートしているiltrovatoreの愚痴。

 

2021.9.4

バイエルン歌劇場主催の9月17日Opera fur alleコンサートはライブでストリーミングされます。9月17日19:00(現地時間)より。On demandがあるかどうかは不明。

 

2021.9.3

★ バイエルン歌劇場よりの喜ばしいお知らせ。

 

「バイエルン州政府の決定により全座席を使用できるようになりました。それに伴い明日からの前売りを9月4日まで延期します。9月の公演の追加販売も4日からです。

 

なお9月から劇場で公演を観られる人は、検査で陰性、ワクチンを完全に接種ずみ、完全に回復したことが認められた方々(3Gルール)。さらにサージカルマスク又はFFP2マスクを公演中も着用すること。」

 

★ バイエルン歌劇場主催の9月17日Opera fur alleコンサートのプログラム

 

聞きたいものですなあ。セメンチェクさんはコロナから無事に回復したようです。選曲も面白い。

 

Jonas Kaufmann & Ekaterina Semenchuk, 指揮:Vladimir Jurowski

 

Giuseppe Verdi

「ナブッコ」序曲

「ドン・カルロ」よりエボりのアリア “O don fatale”(呪しき我が美貌)

 

Richard Wagner

「ローエングリン」第3幕への前奏曲

「ローエングリン」よりローエングリンのグラール語り “In Fernem Land”

 

Richard Strauss

「カプリッチョ」より前奏曲(弦楽六重奏)

 

Dmitri D. Shostakovich

舞台管弦楽のための組曲(ジャズ組曲第二番)より3曲、ワルツ第二番含む

 

Francesco Cilea

「アドリアナ・ルクブルール」第2幕より。

ブイヨン公妃のアリア“Acerba voluttà, dolce tortura” (苦い喜び、甘い責め苦)

公妃とマウリツイオの二重唱 “Principessa… Finalmente”. (公妃様……やっとね)

マウリツイオのアリア "L'anima ho stanca" (心は疲れて)」

 

Benjamin Britten

Soirées musicales op.9 - Suite after Rossini 音楽の夕べ ー ロッシーニの音楽を使った組曲

2021.8.27

ヨナス・カウフマンは本年のOpus Klassik, "Opera recording/music up to the 19th century”部門賞を受賞しました。受賞対象は、ヴェルディの「オテロ」です。

 

Singers of the yearにはSonya Yoncheva & Piotr Bezalaが選ばれました。https://www.opusklassik.de/

 

グラーツでの「トスカ」、ターフェルの調子が悪くスカルピアはテジエが代わりに歌ったそうです。テジエは前日ザルツブルグでアンナ・ネトレプコ演ずる「トスカ」でもスカルピアを歌っており、お忙しいことです。ザルツブルクとグラーツは同じオーストリア国内、車でも3時間くらいで行ける距離なので急な代役も(気軽にとは言わないが)できるのですね。

 

2021.8.26

グラーツの「トスカ」、24日のスカルピアはJordan Shanaha(ハワイ出身)が歌ったようですね。25日はテジエが歌いました。グラーツもザルツブルクも「トスカ」はバタバタと忙しかったみたいです。

 

2021.8.25

★あれまあ、グラーツの「トスカ」、結局ターフェルはずっと調子が悪く歌わず、テジエが全て代行した(本日も歌う)ようです。

ついでながら、グラーツと並行して開催されているザルツブルクの「トスカ」ですがストリーミングはキャンセルされると報道されています。今回の公演が録画されるかどうかは不明。(Operawire 2021.8.24) https://operawire.com/tosca-broadcast-from-salzburg-festival-canceled/ 

 

★グラーツでのセミステージ形式「トスカ」。カヴァラドッシの "Vittoria! Vittoria!"  カウフマンの輝かしい声の響きですね。"Vittoria!"で高音を放った後の

L'alba vindice appar che fa gli empi tremar!

Libertà sorge, crollan tirannidi!

悪者を震え上がらせる復讐の始まりだ!

自由が舞い上がり、暴政は滅びる!

というセリフがはっきりと力強く聞こえるのも良い(通常中低音の弱いテノールはここの部分がモゴモゴとしか聞こえず勢いが感じられない)。

 

2021.8.24

グラーツでのセミステージ形式トスカは非常に好評。オポライスもテジエも称賛されていました。テジエは21日ザルツブルクの「トスカ」公演の翌日グラーツでの「トスカ」でした。セミステージでの公演ですからぶっつけ本番である程度の演技をつけながら歌うのはハイリスクだったでしょう。そして彼はまた次の日ザルツブルクへとんぼ返りと大忙し。24日のグラーツの公演はブリン・ターフェルが出演する予定です。

 

で、言わずもがなですが、もちろんカウフマンにも素晴らしい賛辞が贈られていたようです。

 

(iltrovatore的には彼の"Vittoria! Vittoria!"とコントロールされたピアノで歌い始める"E lucevan le stelle "は何度でも聞きたいです)

 

「もちろん、オペラは上演されるために書かれている。しかし舞台を見て(演出のあまりの酷さに)目を瞑りたいという気分に駆られたことが一度でもある人にとって、このようなコンサートまたはセミコンサート形式のオペラは嬉しいだろう。とりわけ今回のようにその公演が成功した場合は。」(Onlinemerker, 2021.8.23)

 

などとグラーツ「トスカ」の評論に言及されているのは、現在公演中のザルツブルク「トスカ」演出が以前から散々な評判で、そのあまりにもひどいのを評論家が揶揄しているのです(Michael Sturmingerによる演出。スカルピアはトスカに刺されても生き残り第3幕でスカルピアがトスカを撃ち殺す、etc、etc)。

 

https://onlinemerker.com/graz-kasematten-giacomo-puccinis-tosca/?fbclid=IwAR34Ax7yXg7h19seUYh_m20AsbjKONb3nAIu8alOg8qBOQNYGIoZPjiuWSs

 

2021.8.23

グラーツでの「トスカ」、ターフェルの調子が悪くスカルピアはテジエが代わりに歌ったそうです。テジエは前日ザルツブルグでアンナ・ネトレプコ演ずる「トスカ」でもスカルピアを歌っており、お忙しいことです。ザルツブルクとグラーツは同じオーストリア国内、車でも3時間くらいで行ける距離なので急な代役も(気軽にとは言わないが)できるのですね。

 

しかし国の広さから言えばヨーロッパでもそこそこくらいのオーストリア国内の別々の場所でほぼ同日にカウフマンとかネトレプコとかが歌っているとは羨ましい

 

2021.8.22

"Coffee with Kaufmann, Episode 4"がYoutubeにアップされました。

 

「世界で最高のテノールは誰ですか?」という問いに答えて、

 

”選ぶなら二人のマリオ、マリオ・ランツアとマリオ・デル・モナコ。だけれど最高はカルーゾー。しかし他にもたくさんの歌手はいるし、好みの問題だ。ある一つのレパートリーに限ってさえ決めるのは難しく、場合によって異なる。答えはない、というのが今回の質問に対する答えです。自分で決めてくださいね。”

 

カウフマンが英語ネイティブでないことはわかりますが、ほとんどクセのないはっきりとした発音で平易に話しているので聞き取りやすいです。興味のある方はお聞きください。https://youtu.be/vXucXgTDbnY

 

2021.8.21

今度はグラーツでの「トスカ」です。野外での演奏会方式ですが舞台衣装をつけて少々演技も入るかな。

出演予定:Kristine Opolais, Jonas Kaufmann, Bryn Terfel

 

2021.8.19

Arena di Veronaでのコンサートは無事終了しました。「ワレキューレ」の「ヴェルーゼ!」、「運命の力」の「アルバロのアリア」、「アンドエアシェニエ」最後の場面、等なかなかリッチな内容だったようです。

https://youtu.be/NqJ5C3rVU1A

 

2021.8.16

OperaWireによると、バイエルン歌劇場はSeptember festival Opera fur Alleの内容を発表したそうです。https://operawire.com/jonas-kaufmann-ekaterina-semenchuk-lead-bayerische-staatsopers-opera-for-all-concert/

それによると、9月17日のコンサートの内容は、

 

歌手:Jonas KaufmannとEkaterina Semenchuck、指揮:General Musical Director のVladimir Jurowski

上演予定の音楽: チレア、ワーグナー、ブリテン、ショスタコヴィッチ

この上演はStaatsoper.TVでストリーミングされます。on demandがあるかどうかは不明。

 

 

2021.8.14

FESTIVAL LJUBLJANAでのコンサートの模様がYoutubeに上がっています。ヴェルディ、ヴェリズモ、ワーグナーというヘビーな内容。しかしアンコールは4回やったそうです。 https://youtu.be/frS7N9kOwkw2021.8.11

 

以下コンサートプログラム

G. Verdi: 「シシリアの晩鐘」 序曲

G. Verdi: 「運命の力」よりドン・アルヴァロのアリア "La vita è inferno"

A. Ponchielli: 「ジョコンダ」より ”時の踊り”

A. Ponchielli: 「ジョコンダ」よりグリマルディのアリア ”Cielo e mar”

R. Leoncavallo: 「道化師」 より間奏曲

R. Leoncavallo: 「道化師」 よりカニオのアリア "Vesti la giubba"

R. Wagner: 「ワルキューレ」より第3幕 "ワレキューレの騎行"

R. Wagner: 「ワルキューレ」よりジークムントの剣のモノログ "Ein Schwert verhiess mir der Vater"

R. Wagner: 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より1幕への前奏曲

R. Wagner:  「ニュルンベルクのマイスタージンガー」よりワルターの栄冠の歌 "Morgenlich leuchtend im rosigen Schein"

R. Wagner: 「ローエングリン」第1幕への前奏曲

R. Wagner: 「ローエングリン」よりローエングリンのグラール語り "In fernem Land"

 

2021.8.11

★本サイトの「ヨナス・カウフマンのプロフィル/生い立ち」に追記を入れました。その内容は以下、

 

2021年に発行されたOpera Now 編集による "The Greatest Tenors" (https://www.magsubscriptions.com/GreatestTenors)で彼はすでにCaruso, Gigli, Corelli, Vickers, Pavarotti, Domingo などの偉大なレジェンド歌手と並んで紹介されています。その理由は「我々のセレクションの中では最も若いが、すでにテノールのパンテオン入りは確約されているように見える」からだそうで、彼を次のように評しています。

 

「最高レベルの歌う俳優として彼にかなう者はいない。彼は現代におけるテノールの概念を再定義した。賢く多才で音色や感情そして演劇的な可能性などの見地から声の限界を探求している。」と書かれています。

 

 

★Jonas Kaufmannは本日スロベニア、Ljublijanaでコンサート。昨年も同じフェスティバルでコンサートをしましたが、今年は昨年でのお約束通りワーグナーを歌うようです。

 

2021.8.9

Arena di Verona、ヨナス・カウフマンのコンサートは2019年から満席(135500席)が売り切れ。しかし残念ながら今回全席は使えません。

 

2021.8.7

Arena di Veronaのコンサートは8月17日。チケットは完売しているみたいですね。空席が見当たらない。

 

2021.8.4

★ヨナス・カウフマンはウイーンでthe special Media Prize at the the Österreichischer Musiktheater Awardsを受賞しました。

★バイエルン歌劇場 "Festspiel-SOnderkonzert: Der wendende Punkt"は日本時間明日午前2時より7日間オンデマンドで視聴することができます。

ブリン・ターフェルがキャンセルしてサイモン・キーンリサイドが代役。歌う演目は同じ。

 

2021.8.2

バイエルン歌劇場「トリスタンとイゾルデ」を明日午前2時(日本時間)より24時間オンデマンドで視聴することができます。

 

2021.8.1

バイエルン歌劇場FBより

「左の写真は夫婦で歌手のLudwig Schnorr von Carolsfeld とMalvinaです。彼らは1865年6月10日の世界初演ミュンヘン歌劇場でトリスタンとイゾルデを歌いました。その2、3週間後、4回目の公演後にテノールは29歳で亡くなりました。死因は不明です。彼の妻はひどい鬱になり再び舞台に立つことはありませんでした。右の写真は現在の「トリスタンとイゾルデ」のドリームカップ、ヨナス・カウフマンとアンニャ・ハルテロスです。

 

バイエルン歌劇場blogで「トリスタンとイゾルデ」初演から今日までの上演を並べて解説しています。たくさん並べられた写真を見るだけで楽しいです。iltrovatoreとしては中世の時代設定そのままの舞台と衣装でカウフマンとハルテロスに歌って欲しいですな。 https://blog.staatsoper.de/en/post/tristan-und-isolde-to-the-power-of-10.html

 

2021.7.31

★現地時間本日19:00日本時間明日よりバイエルン歌劇場「トリスタンとイゾルデ」をライブストリーミング。このプログラムは現地時間8月2日19:00より24時間video on demandで見ることができます。

 

★豪華なメンツによるカーテンコール

追記:アンナ・ネトレプコはキャンセルしたみたいですね。

 

2021.7.30

現地時間本日19:00日本時間明日よりバイエルン歌劇場 ”Festspiel-Sonderkonzert: Der wendende Punkt”のライブストリーミングあり。このプログラムは現地時間8月3日19:00より7日間video on demandで見ることができます。非常に豪華な面々によるコンサート。プログラムを再掲載

 

在任中にバイエルン歌劇場を世界のトップ歌劇場の一つに仕立て上げたNikolaus Bachlerとのさよならコンサート。オペラ愛好家好みの選曲と思います。これは必見かも。

 

プログラム

 

Richard Wagner ラインの黄金

序奏 指揮 Kent Nagano

 

Francis Poulenc カルメル派修道女の対話

第3幕リドワーヌ夫人のアリア„  „Mes filles, voilà que s’achève"

Anne Schwanewilms、指揮 Kent Nagano

 

Richard Strauss 無口な女

第3幕モロズス卿のモノログ „Wie schön ist doch die Musik“

Georg Zeppenfeld、指揮 Kent Nagano

 

Claudio Monteverdi オルフェオ

第3幕オルフェオのアリア „Possente spirto“

Christian Gerhaher、指揮 Ivor Bolton

 

Wolfgang Amadeus Mozart フィガロの結婚

第2幕伯爵夫人のカヴァティーナ „Porgi amor“

Diana Damrau、指揮 Ivor Bolton

 

Wolfgang Amadeus Mozart Abendempfindung KV 523

Anne Sofie von Otter、ピアノ Constantinos Carydis

 

Antonín Dvořák ルサルカ

第2幕王子のアリア„Vidino divna, přesladka“

Pavol Breslik、指揮 Ivor Bolton

 

Antonín Dvořák ルサルカ

第2幕Wassermanns (水の精)のアリア „Běda! Běda!“

Günther Groissböck、指揮  Ivor Bolton

 

Giacomo Puccini 修道女アンジェリカ

Angelicaのロマンツア „Senza mamma“

Ermonela Jaho、指揮 Asher Fisch

 

Ludwig van Beethoven フィデリオ

弦楽四重奏曲第15番作品132第3楽章 抜粋

 

Umberto Giordano アンドレア・シェニエ

第1幕アンドレア・シェニエのアリア „Un dì all’azzurro spazio“

Jonas Kaufmann、指揮 Asher Fisch

 

休憩

 

Wolfgang Amadeus Mozart ドン・ジョバンニ

第1幕レポレロのアリア „Madamina, il catalogo è questo“

Alex Esposito、指揮 Ivor Bolton

 

Gaetano Donizetti ラ・ファヴォリータ

第3幕レオノーラのアリア „O mio Fernand !“

Elīna Garanča、指揮 Asher Fisch

 

Richard Wagner ワルキューレ

第1幕ジークリンデの歌 „Der Männer Sippe“

Anja Kampe、指揮 Asher Fisch

 

Richard Wagner タンホイザー

夕星の歌

Simon Keenlyside 指揮 Asher Fisch

 

Richard Wagner トリスタンとイゾルデ

第3幕イゾルデの最後の歌 „Mild und leise“

Nina Stemme、指揮 Asher Fisch

 

Richard Wagner ニュルンベルクのマイスタージンガー

前奏曲から第3幕

 

Richard Wagner ニュルンベルクのマイスタージンガー

第3幕ザックスの歌 „Wahn! Wahn! Überall Wahn!“

Wolfgang Koch、指揮 Kirill Petrenko

 

Richard Strauss サロメ

第4場サロメの最後の歌 „Ah! Du wolltest mich nicht deinen Mund küssen“

Marlis Petersen、指揮 Kirill Petrenko

 

Erich Wolfgang Korngold 死の都

第3幕パウル最後の歌 „O Freund, ich werde sie nicht wiedersehn“

Jonas Kaufmann、指揮 Kirill Petrenko

 

Richard Strauss 薔薇の騎士

第1幕元帥夫人の「時のモノログ」 „Da geht er hin, der aufgeblas’ne, schlechte Kerl“

Adrianne Pieczonka、指揮 Kirill Petrenko

 

Franz Schubert Abschied(別れ) D 475

歌Christian Gerhaher、ピアノ Gerold Huber

 

2021.7.28

★ 7月30日バイエルン歌劇場主催の"Extra festival concert: DER WENDENDE PUNKT"にキャスト変更あり。ハルテロスが降板、代わりにAdrianne Pieczonkagが「薔薇の騎士」を歌います。またGunther Groissbockが新たに加わり「ルサルカ」のアリアを歌います。

 

★ Festival Castell de Peralada 「トスカ」、演奏会方式でしたがカウフマンとラドヴァノフスキーはそれぞれアンコールしたようですね。この公演は録画され、PeraladaとMadrid Platformで9月に放送されます。(17/18, 24/25)

https://www.instagram.com/reel/CRv8QOWi9lQ/?utm_source=ig_web_copy_link

 

2021.7.27

Festival Castell de Peralada 「トスカ」抜粋

評判通りサンドラ・ラドヴァノフスキーの「歌に生き愛に生き」はうまいです。たっぷりと表情豊かに歌い上げています。動画は削除されました。

 

2021.7.26

★ MET Nightly Met Opera Streamは26日7:30(現地時間)で終了です。このストリーミングは実に16カ月続きました。なお、ストリーミング終了後本サイトのストリーミングの日程・演目のページを削除します。

 

ヨナス・カウフマンのインスタグラムより、

ヨナス・カウフマンは25日Festival Castell Peraladaで最後の「トスカ」公演(演奏会方式)を行います。この公演は録画され、PeraladaとMadrid Platformで9月に放送されます。(17/18, 24/25)

https://www.instagram.com/reel/CRv8QOWi9lQ/?utm_source=ig_web_copy_link

 

 

2021.7.25

バルセロナ、テアトロ・レアルの「トスカ」公演に対する評論概観

 

一連の公演は7月4日から24日まで16回行われました。ぎっちり詰まったスケジュールで主に2グループが交代で演じました。1組はSondra Radvanovsky・Joseph Calleja・Carlos Álvarez、もう1組はMaria Agresta・Michael Fabiano・Gevorg Hakobyanです。

 

それに加えてJonas Kaufmann・Sondra Radvanovsky・Carlos Álvarez、およびAnna Netrebko・Yusif Eyvazov・Luca Salsiの2組がそれぞれ2日間だけ公演しました。

 

いくつかの評論を読むにカウフマンとネトレプコの公演が注目された感じです。ただしラドヴァノフスキーは非常に高い評価を得ていました。よっぽど素晴らしかったのでしょう。カウフマンとネトレプコは(いつものように)良い評価でした。ところで22日の公演でもラドヴァノフスキーとカウフマンはダブルアンコールをしたようです。

 

Seen and Heard Internationalがネトレプコおよびカウフマンが出演する回の評論をそれぞれに出しています。評論家の好みが強く出ている評論だとは思いますが、両方の英文とも評論としてはかなりわかりやすい文章ですので興味を持たれた方は原文をご覧ください。以下は二つの評論のまとめです。

 

「ネトレプコも良いがラドヴァノフスキーは最高のトスカ。カウフマンは格別に良い。彼の声は22年前に皇帝ティトの慈悲で代役としてこの劇場で歌った時とあまり変わっていない。エイヴァゾフば別の意味で別格。アルバレスは良い歌手だがヴェリズモ役に関してはサルシの方が良いと感じる」

 

ネトレプコ出演の回の評論

https://seenandheard-international.com/2021/07/magnificent-act-ii-from-netrebko-and-salsi-crowns-another-teatro-real-tosca/

 

カウフマン出演の回の評論

https://seenandheard-international.com/2021/07/kaufmann-and-radvanovsky-are-outstanding-in-madrids-latest-tosca-and-delight-the-audience-with-encores/?fbclid=IwAR2ZQtl5bD82PpMx5SDZznzEEw9vrZttZLyfYfjAunrZLE3p-LsGQmRLJus

 

2021.7.24

7月30日にバイエルン歌劇場主催の"Extra festival concert: DER WENDENDE PUNKT"がライブストリーミングされます。この公演は8月3日19時(現地時間)より7日間オンデマンドで見ることができます。滅多に見られない豪華歌手満載のコンサート。

 

在任中にバイエルン歌劇場を世界のトップ歌劇場の一つに仕立て上げたNikolaus Bachlerとのさよならコンサート。オペラ愛好家好みの選曲と思います。これは必見かもしれないです。

 

 

2021.7.21

テアトロ・レアルでのカウフマン・ラドヴァノフスキーのダブルアンコールは評判になっています。以下がカウフマンとラドヴァノフスキーのアンコール場面です。ラドヴァノフスキーの”Vissi d'arte"では横にスカルピアが倒れているという謎の演出です。

 

なお彼女は今回レアルでのトスカ公演全てアンコールしており、(カウフマンとの共演の前から歌ってます)残り一つの公演でもアンコールすれば7公演全部でアンコールというテアトロ・レアルの歴史に残る快挙を成し遂げるはず。(Operawire 201.7.19) https://operawire.com/jonas-kaufmann-sondra-radvanovsky-make-history-at-the-teatro-real-with-double-encore/

 

https://youtu.be/a03MVfxCgNY

https://youtu.be/lZcd_CPhpFM

 

なお、全くの余談ですが、Teatro Realが出しているこの動画でのラドヴァノフスキーの表情が面白い。

 

「トスカが嫌うオペラの悪役は?」という問いに、「スカルピア、スカルピア、・・・・一人抜けてる、アッタヴァンティ夫人も!とっても嫌なやつ。嫌い、あいつの青い目。嫉妬しちゃうわ」

 

2021.7.20

マドリード、テアトロ・レアルでの「トスカ」は好評だったようです。何せカウフマン、ラドヴァノフスキー、カルロス・アルバレスとメンツも良い。パリオペラ座のカウフマンのカヴァラドッシをキャンセルされたのが今でも残念。彼のヴィット〜〜リア!を聴きたかったですね。

 

追記:今回の「トスカ」ではラドヴァノフスキーが「歌にいき愛に生き」、カウフマンが「星は光ぬ」をそれぞれアンコールしたそうです。2人が一つの公演でアンコールしたのはTheatro Realでは初めて。

 

なお、「トスカ」でのカウフマンのアンコールでもっとも有名なのはゲオルギューと共演したウイーン歌劇場での公演とまたまた書かれちゃっています。(Operawire 201.7.19) https://operawire.com/jonas-kaufmann-sondra-radvanovsky-make-history-at-the-teatro-real-with-double-encore/

 

2021.7.20

今回の "Coffee with Kaufmann, Episode 3"は「トスカ」にまつわる話。

 

「トスカ」で気をつけているのはやりすぎないこと。やりすぎると飽きられる。彼はスカルピアのキャラが好きで、セカンドキャリアでバリトンに転向するなら(すぐに否定する)最初に引き受ける役ですと言っています。その他にも「トスカ」にまつわる面白い小話をいくつか喋っています。

 

 

今回は面白い内容だったです。短いフィルム、英語の自動生成字幕を付けられる(ほぼ問題のない字幕になっています)のでお勧め。https://youtu.be/lKeG7uXSnWM

 

2021.7.19

Nightly Met Opera Streamsは第71週(今週)で終了します。終了後はストリーミングの日程・演目のページを削除いたします。

 

2021.7.18

Jonas KaufmannにオーストリアMusiktheaterpreises 2021が授与されます:彼の音楽劇場に対する国際的な貢献に対してSpecial media awardが与えられるそうです。授賞式は8月2日。

 

このDer Österreichische Musiktheaterpreis (オーストリア音楽劇場賞)のSpecial media prizeはオペラ、オペレッタ、ミュージカル、バレーで傑出した業績を残した人に与えられる。この賞を授与された方々はGünther Groissböck (2020), Herbert Lippert (2019), René Pape (2017), 故 Dmitri Hvorostovsky (2016) and Piotr Beczala (2015).

 

2021.7.16

7月30日 DER WENDENDE PUNKTは19:00 (現地時間)からのライブストリーミングに加えて、8月3日19:00より7日間のVideo-on-Demandがあります。

Jonas Kaufmann, Anna Netrebko, Christian Gerhahaer, Anja Harteros, Ermonela Jaho, Anja Kampe,

 

Marlis Petersen, Nina Stemme, Bryn Terfel, Kirill Petrenko 他 豪華絢爛キャスト。

 

2021.7.15

Jonas Kaufmannのfakeが出没しているようです。お気をつけください。

 

2021.7.14

ウイーン、Theater im Parkでのヨナス・カウフマンのコンサート風景、英語の字幕に変えることができます。ここでのリサイタルは8月にあと二回あります。https://youtu.be/YPtzOOPv4EM

 

2021.7.13

バイエルン歌劇場「トリスタンとイゾルデ」ストリーミング。7月31日5:00pmからのライブストリーミングの他に、8月2日7:00pm (いずれも現地時間)からの24時間無料VODです。

 

2021.7.12

やはり来年3月に予定されている「トゥーランドット」 (7.7の記事を参照) はローマのスタジオで録音されWarner Classicsが販売するようです。情報元はこちら。https://www.forumopera.com/breve/jonas-kaufmann-apres-tristan-calaf

 

2021.7.10

今日はJonas Kaufmannのお誕生日です。52歳になります。

 

2021.7.7

ヨナス・カウフマンの新たな公演予定

 

Accademia Nazionale di Santa Cecilia 2021-22 Season (サンタ・チェチリア国立アカデミア)の特別公演

「トゥーランドット」コンサート形式 2022.3.12

出演予定:Sondra Radvanovsky (Turandot), Ermonela Jaho (Liu), Jonas Kaufmann (Calaf), Michael Spyres (Altum), Michele Pertusi (Timur)

 

ヨナス・カウフマンの初ロール。とてもハイレベルな共演者たちです。もちろんAntonio Pappano指揮。しかし Michale Spyresが皇帝Altum、、、スパイアーズは文句なく良いテノールですが、物凄く年取ったレジェンドテノールがやることが多い役ですよね。私の役に対する思い込みが強いですかね。

 

CD「オテロ」からの連想ですが今回もCDにしてくれると良いのですが。でもストリーミングとか、NHKが頑張って放送してくれとか、お願いできませんでしょうかねえ。詳細はスケジュール表11ページの上に出ています。

 

2021.7.6

なんと、バイエルン歌劇場「トリスタンとイゾルデ」ストリーミングがあります。7月31日5:00pmからのライブストリーミングの他に、8月2日7:00pm (いずれも現地時間)からの24時間無料VODです。

 

2021.7.2

いくつかの評論を流し読みした感想。(久しぶりに評論が多い。これからさらに多量の評論が出そうな気配。。。コロナ以前に戻ったような雰囲気)

 

今回の「トリスタンとイゾルデ」はスターテノールとスターソプラノ、両者とも初ロール、ペトレンコの指揮と、話題が多く期待感が大きい公演だったので余程良い上演でないと良い評価は出ません。しかし、いくつかの評論を読む限り評判は良かったです。いつも辛口の某評論家ですら褒めていましたからね。

 

ただし、褒められていたのはペトレンコの指揮(+オーケストラ)と歌手二人の好演。「指揮者と歌手の評判はとても良い、ただし演出は除く」という、いつものパターンです。ペトレンコの指揮は圧倒的な支持を得ているように見えます。現在のペトレンコの指揮に文句をつける評論家ってあまりいませんね。

 

歌手に関して、ハルテロスは弱音での優しい歌いぶりは褒められていたものの、強く歌うところは(オーケストラに対して)叫び声のようになったり声が弱くなることが指摘されていました。カウフマンは褒められていましたが、評論家たちの期待を裏切らず、といったところです。

 

演出は非難されていました。劇場でも相当大きな「ぶー」があったらしいです。今回は演出家としてワリコフスキーは何もしてない、と考えている評論家が多いようです。

 

でもアイデア不足の演出家が思い余って頓狂な演出をするより何もしない方がはるかに良い、というのがiltrovatoreの持論です。ただし私は今回の演出を見ていませんから特に何を言えるわけではないですが。

 

しかし、DVDでもストリーミングでもなんでもいいですから早いところこの公演を見たいものです。

 

2021.7.1

「トリスタンとイゾルデ」公演。たくさんの評論が出てきていますが評判が良さそうです(演出を除く)。これから2ー3日の間に、もっと多くの評論が出てくるでしょう。

 

2021.6.30

★ バイエルン歌劇場より「トリスタンとイゾルデ」の一部分が出てきました。

https://youtu.be/hv5s-Rz3Cpc

★ バイエルン歌劇場(FB 2021.6.28)よりのお知らせ。https://www.facebook.com/baystaatsoper

バイエルン歌劇場がなぜ今回の「トリスタンとイゾルデ」のストリーミングをやらないか説明しています。:一言で言うとロールデビューする歌手たちにプレッシャーをかけないため。

歌劇場は歌手にプレッシャーをかけないくつろいだ雰囲気を作り出すことに留意しているからアーティスト達はロールデビューに我々の歌劇場を選んでくれるのだそうです。

この件(ストリーミング)に関して変更があった場合はお知らせするそうです。

 

★ 「トリスタンとイゾルデ」公演を前に幾つかのインタビュー記事が出ていて、その内容はトリスタンを演じる上の難しさとかコロナによるオペラ界全体や彼個人への影響、等が多いです。Abendzeitung (2021.6.27) のインタビュー記事も同様ですが、ちょっと面白かったのは彼が「2021/22にサバティカルを取る計画だった」と書いてあることですね。

 

コロナで計画実行の1年前に強制サバティカルを取らされた結果、今年度のサバティカルは必要なくなったということでしょう。バイエルン歌劇場2021/22のスケジュールで彼が出演する公演が少ないのはそのためでしょうか? 

 

 

https://www.abendzeitung-muenchen.de/kultur/buehne/jonas-kaufmann-ueber-den-tristan-voll-unter-starkstrom-art-737941?fbclid=IwAR279yi7sWuGckoBsDlCoBoMUDsvfPIgJAzh3e-R3_k69c-vh3lMoqx765s

 

2021.6.29

本日初日。

 

2021.6.28

バイエルン歌劇場の「トリスタンとイゾルデ」は明日が初日です。 Marstallplatzでの上映以外にストリーミングはないと思っていたのですけれどAbendzeitungのインタビュー記事を読んでいたら記事の最後に以下のように書いてありました。

 

Die Aufführung am 31. Juli wird ab 17 Uhr als "Oper für alle" auf den Marstallplatz hinter dem Nationaltheater und ins Internet übertragen

 

私には「7月31日の公演はMarstallplatzでの"Oper für alle"及びインターネットで放送されます」と書いてあるようにしか読めないです。

 

ただし歌劇場のHPにはインターネット配信とは出ていません。おそらく新聞社の間違いだろうというコメントが多いようですが、まあダメもとで期待しておきましょう。

 

 

https://www.abendzeitung-muenchen.de/kultur/buehne/jonas-kaufmann-ueber-den-tristan-voll-unter-starkstrom-art-737941?fbclid=IwAR279yi7sWuGckoBsDlCoBoMUDsvfPIgJAzh3e-R3_k69c-vh3lMoqx765s

 

2021.6.27

BR Klassikにバイエルン歌劇場の「トリスタンとイゾルデ」関係の記事が出ています。で、この記事でも「彼の声が10年若くなった」と書かれています。様々な評論・記事などでいったい何回同様のことを言われていることか、、、いずれにしろ、コロナ禍による強制休暇は彼の声に良い影響を与えているようです。

https://www.br-klassik.de/aktuell/news-kritik/tristan-und-isolde-bayerische-staatsoper-jonas-kaufmann-muenchner-opernfestspiele-100.html?fbclid=IwAR1j6D8bEPfWC0MqFy2zd62n9oNaDGNkzBTdayv3Vua87B5UdkmX6cKkuJw

 

2021.6.24

CoastReporter によるカウフマンへのインタビュー 2021.6.23

https://www.coastreporter.net/the-mix/tenor-jonas-kaufmann-takes-on-tristan-operas-voice-killer-3899012

 

によれば、カウフマンはよく省略される第2幕「昼と夜」部分をカットなしで歌うそうです。トリスタンの難しさは長いこと。セリフや細かい事項全てを頭に叩き込むのが大変らしい。トリスタンを歌うのに多くの偉大な歌手の歌を参考にしたようですが、特にLudwig Suthausの確固とした歌い方や音楽性そしてそのレガートに感銘を受けたようです。(Ludwig Suthausは特にトリスタンで有名な歌手だったそうですが、私は聞いたことがない。)

 

2021.6.23

バイエルン歌劇場での「トリスタンとイゾルデ」上演に関する記事がBR24に出ていますが、演出が少々心配ですね。カウフマンと演出家ワリコフスキーのコンセプトが違っているようでカウフマンも苦労しているようです。バイエルンの「オテロ」と同じような演出と音楽の矛盾が起きないか心配です。

 

非常に個人的な価値観で申し訳ないですが、iltrovatoreはワリコフスキーの演出に演出家としての才能を感じたことはありません。バリー・コスキーなどは才能の閃きを感じるのですけどね。

 

https://www.br.de/nachrichten/kultur/jonas-kaufmann-tenor-tristan-opernfestspiele-muenchen,Sb45GMK?fbclid=IwAR3D1GYFHzI5Z4xcKcaTUlTmWH_vZjGkNboPlZy536l3kVg-PWVFXhrTJQs

 

2021.6.22

★ ミュンヘン、バイエルン州立歌劇場 2021年7月30日の特別フェスティバルコンサートがライブストリーミングされるそうです。現地時間夜7時より。以下の豪華メンバー

https://www.staatsoper.de/staatsopertv.html

Extra festival concert: Opera fur alle: Der wendende Punkt

出演予定:

Nikolausu Bachler, Ivor Bolton, Pavol Breslik, Constantinos Carydis, Asher Fisch, Christian Gerhaher, Anja Harteros, Ermonela Jaho, Anja Kampe, Jonas Kaufmann, Wolfgang Koch, Kent Nagano, Anna Netrebko, Anne Sofie von Otter, Marlis Petersen, Kirill Petrenko, Anne Schwanewilms, Nina Stemme, Bryn Terfel, Georg Zeppenfeld

 

★ ヨナス・カウフマンの新しいCDが9月17日発売予定。アマゾンが販売。 "Freudvoll und Leidvoll"日本語でしたら「喜びと悲しみ」といったところ。

https://www.amazon.de/Freudvoll-Leidvoll-Jonas-Kaufmann/dp/B096TQ4QFK/ref=sr_1_1?__mk_de_DE=%C3%85M%C3%85%C5%BD%C3%95%C3%91&dchild=1&keywords=jonas%20kaufmann%20Freudvoll%20und%20Leidvoll&qid=1624283766&s=music&sr=1-1&fbclid=IwAR1v1np5azfoMmqoWCeq6hW2spCcLzgUk0fdfrn3az9VC_sSm6vRyNPRrXI

 

2021.6.19

ヨナス・カウフマンのTwitterより

https://twitter.com/tenorkaufmann/status/1405877326165032966

 

2021.6.17

ヨナス・カウフマンのTwitterより

ワルター、パルジファル、ローエングリン、ジークムントをやって、今度はワーグナーのテナー役で最も難しい役、トリスタンを歌います。プレミエは6月29日です。

https://twitter.com/tenorkaufmann/status/1405156439618957312

 

2021.6.13

本日夜、BSプレミアムで「死の都」が放送されます。

 

ヨナス・カウフマン、新たなセミ・コンサート形式オペラ上演

プッチーニ、トスカ

グラーツ、Schlossbergbühne, Kasematten 2021.8.21, 24 (詳細) 公式サイト未掲載

semi-scenic open-air opera (in costumes with a small staging) 

 

出演予定:Kristine Opolais, Jonas Kaufmann, Bryn Terfel

 

2021.6.11

★ バイエルン歌劇場のチケット、本年9月の公演分は7月24日から販売、10月公演分は9月1日から販売。ただし電話とオンライン&ボックスオフィスでのみ受け付ける。

 

 バイエルン歌劇場の21/22スケジュールが発表されました。ヨナス・カウフマンの出演する演目は

 

"OPER FÜR ALLE KONZERT" 2021.9.17  最近創設された"Septemberfest"(9月フェスティバル)の最初の公演 Karlsplatz in Ansbachにて。入場無料。

「運命の力」2021.9. 26, 29, 10.2  Jonas Kaufmann, Anja Harteros, George Petean

「フェスティバル ソングリサイタル:ヨナス・カウフマン」2022.7.23 

 

本シーズン、カウフマンの出演は少ないですね。彼の来シーズンのスケジュールを見ると大きな空きはもう来年5ー6月くらいしかないです。

 

バイエルン来シーズン演目を大雑把に見て気がついたこと(見逃し、間違えがたくさんあるかもしれませんがご容赦を。もしあればご連絡くださいのちに修正します)。

 

「イル・トロバトーレ」でメーリがマンリーコ。

「死の都」でKFフォークトがパウル。

「トスカ」はハルテロス、ベチャワ、マエストリ

「ピーター・グライムス」主役はスチュアート・スケルトン。

「パルジファル」主役はサイモン・オニール。クンドリをアンニャ・ハルテロスが歌う、注目。

「マクベス」はテジエが主演。マクベス夫人はメゾのエカテリーナ・セメンチェクです。オペラフェスティバルではアンナ・ネトレプコに変わります。

「アグリッピーナ」はディドナートが主演。

「トロイアの人々」、エネはグレゴリー・クンデ、ディドはアニタ・ラチヴェリシュヴィリ。オペラフェスティバルではエカテリーナ・セメンチェクとブランドン・ジョヴァノヴィッチ

「トリスタンとイゾルデ」はスチュアート・スケルトンとニーナ・シュテンメ

「仮面舞踏会」はピョートル・ベチャワ、カルロス・アルバレス、サンドラ・ラドヴァノフスキー

「オテロ」はグレゴリー・クンデとジェラルド・フィンリー、アンニャ・ハルテロス

「カプリッチョ 」にディアナ・ダムラウ

「影の無い女」はブランドン・ジョヴァノヴィッチ、カミラ・ニュルンドですが、藤村実穂子さんも出演。

 

オペレッタをやります。「ジュディエッタ」を上演

 

2021.6.9

ヨナス・カウフマンの新たなスケジュール。

リサイタル piano: Helmut Deutsch

・ニューヨーク、カーネギーホール 2021.10.9

・カリフォルニア バークレー、Cal Performances、2021.10.24 

 

2021.6.8

Nighty Met Opera Stream 6月8日(日本だと9日)はヨナス・カウフマン主演の「ファウスト」。

 

2021.6.7

いよいよ「トリスタンとイゾルデ」のリハーサルに入っているようです。

 

2021.6.6

ナポリ、Teatro di San Carloの2021/22プログラムが発表されました。ヨナス・カウフマンの出演オペラはヴェルディ作曲「オテロ」。出演予定: Jonas Kaufmann, Maria Agresta, Igor Golovatenko。サンカルロ劇場のシーズンプレミエで11月21日から始まります。ただユーシフ・エイヴァゾフ(後半)とのダブルキャストなのでおそらく四回くらいしか歌わないだろうと予想します。

 

昨年までオペラ座のGeneral Managerだったやり手のステファン・リスナー氏がこの歌劇場にきて以来、カウフマンはここでしばしば歌うようになった気がする。

 

2021.6.5

Waldbühneでのコンサートは来年に延期となります。

 

2021.6.3

★ 昨夜の「カウフマンと一緒にコーヒーを」は大したことなかったです。若い芸術家たちに対し、自分を信頼し自分で判断することの重要性を強調した3分ちょっとの動画でした。今回はエピソード1ですから今後もっと色々な内容を盛り込むのかもしれませんけれど。英語で話しており英語字幕もつけられる。

 

★ バイエルンのオペラフェスティバル、「トリスタンとイゾルデ」は全公演完売。7月31日の "Oper fur alle"が「トリスタンとイゾルデ」だが、(日本からでもアクセス可能な)ストリーミングがあるとは書いてない。

 

2021.6.2

ROH2021/22プログラム発表(6/1)

マスカーニ、カヴァレリア・ルスティカーナ/レオンカヴァッロ、道化師

ロンドン、ROH  2022.7.5, 8, 11, 14, 17, 20 

出演予定: カヴァレリア・ルスティカーナ Jonas Kaufmann, Anita Rachvelishvili, Dimitri Platanias, Aigul Akhmetshina, Elena Zilio

 

道化師 Jonas Kaufmann, Dimitri Platanias, Ermonela Jaho, Mattia Olivieri, Egor Zhuravskii

 

カウフマンがトゥリッドとカニオの二役をやります。来シーズンのROHは良い歌手達を揃え、演目もなかなか良い印象です。

 

2021.6.1

ヨナス・カウフマンが自らのYoutubeチャンネルで「カウフマンと一緒にコーヒーを」というプロジェクトを始めます。第一回は6月2日、15:30(現地時間)から。

「今回は若い歌手やジャーナリストなどからしばしば受ける質問に答えます:これからの芸術家たちに対してアドバイスです。」ということです。

こちら: https://youtube.com/c/JonasKaufmannOfficial

2021.5.30

ザルツブルクでの「トスカ」の評論が出てきました。ネトレプコ、カウフマン、サルシとも評判が良いです。カウフマンの声が(強制的休暇のせいで)かすれず、明るく、力強くなったと、またまた言われています。一体幾つの評論で同じことを言われているか…。にもかかわらずカウフマンの予定は以前のようなギチギチスケジュールに戻ろうとする気配が濃厚。

 

2021.5.26

★ 「トスカ」無事に開催できてよかったです。

★ Nighty Met Opera Stream 6月8日はヨナス・カウフマン主演の「ファウスト」

 

2021.5.25

★昨日の「トスカ」

https://twitter.com/ZSgarbura/status/1396866542931955714/photo/4

★読みたいですね

https://publish.twitter.com/?query=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2FOperanow%2Fstatus%2F1396823851187724292&widget=Tweet

 

2021.5.24

本日本番。役者が揃いました。

 

2021.5.23

現地時間明日24日にザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭「トスカ」の公演です。Jonas Kaufmannは現在現地でリハーサル中。

 

2021.5.22

バイエルン歌劇場での6ー7月公演「トリスタンとイゾルデ」5公演すべて完売。

 

2021.5.21

ウイーンコンツエルトホールでのドイチェさんとのリサイタルが終わりました。

 

2021.5.20

ザルツブルク聖霊降臨祭音楽祭「トスカ」はハルテロスとターフェルが降板し、代わりにネトレプコとサルシが入りました。代役がなんとも豪華。今回の「トスカ」はバルトリさんがカメオ出演で羊飼いの子供を歌います。このこともフィーチャーだと思っていましたが、ネトコさんが入るとなるとそれもまた話題になります。

 

 

カウフマンとネトレプコが共演するのはROHでの「椿姫」と「運命の力」を合わせて今回が三回目で、ちなみにバルトリさんはこの羊飼いの子供役を10歳のとき歌ってローマのオペラにデビューしたそうです。

 

2021.5.19

★ バイエルン歌劇場の「ワルキューレ」のあとは20日ウイーンでのリサイタルです。

★ ウイーン歌劇場の有観客公演再開により緊急時のストリーミングは19日で終了になる模様。

 

2021.5.17

 

バイエルン歌劇場「ワルキューレ第1幕」最終場面。Jonas Kaufmann & Lise Davidsen

 

2021.5.16

日本では本日からバイエルン歌劇場「ワルキューレ第1幕」を視聴することができます。6月15日いっぱい(現地時間)まで視聴可能。24時間有効チケット9.9ユーロ。

 

 

画面の中央左にある"RENT VOD FOR 24H"をクリックするとvimeoのページに飛びます。そこで登録すれば見られます。以前バイエルン歌劇場のVODを見ておられる方はすでに登録済みなので支払いOKをクリックするだけでメールなどに返信がきて、その中の”Watch now”をクリックすればみることができるはず(当方まだ見ていないです)。できる限り早く視聴する予定です。

 

2021.5.15

バイエルン歌劇場FB https://www.facebook.com/baystaatsoper/より「6ヶ月以上の空白を経てやっと観客を入れた(700人)公演をすることができた。STAATSOPER TVをほぼ4万人が視聴した。」と喜びに満ちたメッセージが書かれています。

 

「ワレキューレ第1幕」バイエルン歌劇場ストリーミングのオンデマンドは日本時間明日からです。 1ヶ月間視聴可能。無料。

 

2021.5.14

バイエルン歌劇場での「ワレキューレ、第1幕」(13日)は無事に終わりました。う〜ん、Lisa Davidsenはやはり大きい。テノールとしては背が低くない方のカウフマンではあるが、彼女と並ぶと小さく見える。15日(日本だと16日)から有料で見ることができます。

 

2021.5.13

バイエルン歌劇場「ワレキューレ」1幕は13,16日完売です。当たり前か。

 

2021.5.11

Jonas KaufmannのFBより。"ヴェルゼ!" 公演に観客が入るのを喜んでいます。

追加:公演に入場するには色々と条件があるようですが(ワクチン接種済みとか)、チケットの値段は132/115/95/74/52/30/14/10 ユーロです。カウフマンが出演するオペラ(コンサート形式だけど)を最低1300円で聴けるのですねえ。ヨーロッパだと軽いランチ一食分くらいの値段でしょうか。

 

2021.5.10

★ バイエルン歌劇場のコンサート「ワルキューレ第1幕」が16日にも追加上演されることになりました。

ま、私ら日本に住むオペラ愛好家にとってはあまり関係ないけれど。

★ ヨーロッパは足早に正常化に向かっているためか、Jonas Kaufmannの予定(スケジュール)もだんだん埋まってきています。

 

2021.5.9

ワクチン接種が進んだアメリカでは、ブロードウェーの再開が話題になっていましたが、現在までほとんど情報のないMET。どうなっているのでしょう、と思ったらいろいろ問題があるようです。

 

METはコロナ禍が始まって早々にオーケストラや劇場で働く裏方さんたちの給料の長期的な賃金カットを提案し、彼らの首を切ったことが昨年話題になったのはみなさまご存知のことと思います。

 

現在METは再開の準備を進めており劇場関係の人々の雇用を始めていますが、新たに雇われているのは元々のMETの従業員ではなく外国や非組合員系の外部委託のようで、METの組合はMET(ゲルブ氏ですね)と対立しています(Operawire)。https://operawire.com/criticism-on-fridays-can-anything-prevent-the-met-from-reopening/

 

 

 2021.5.4

あんれまあ!バイエルン歌劇場は豪華キャストで「ワルキューレ第1幕」をstreamingするそうです。5月13日 8:15pm(現地時間)。15日 7:00 pmよりvideo-on-demandで1ヶ月間見られます。24時間チケット9.9euroです。出演:Jonas Kaufmann, Lise Davidsen, Georg Zeppenfeld, 指揮:Asher Fisch 。コンサート形式でしょうね。久しぶりに彼の「Wä~~lse! Wä~~~lse!」を聞くことができます。(こちら)https://www.staatsoper.de/en/productioninfo/die-walkuere-1-akt/2021-05-13-20-15.html

 

2021.4.30 

★ ヨナス・カウフマン主演の「フィデリオ」2004 無料ストリーミング、日本だと5月1日1:00 amから5月3日7:00amまで。チューリッヒ歌劇場より

 

★ Nightly MET Opera Streamで5月14日(日本では翌日)「ザ・オーディション」というドキュメンタリーを流します。

METのNational Council Audition (若い歌手のためのオーディション)で、このオーディションに合格すると賞金、METの舞台で歌えるチャンスーすなわち世界のオペラ劇場に羽ばたくチャンス、がもらえます。

このオーディションに勝ち抜くため無名の若手歌手が努力する様子を描いたドキュメンタリーフィルム。私が過去にみたことのあるフィルムだと思います。記憶によればそのとき最終オーディションに勝ち残って現在一線級の歌手になっているのは、アンゲラ・ミード、ジェイミー・バートン、マイケル・ファビアーノ。記憶間違えだったらごめんなさい。面白いドキュメンタリーでした。

追加:後で調べてみたらアンバー・L・ワーグナーもいました。何年か前のMET「さまよえるオランダ人」でゼンタを歌っていたパワフルなソプラノ。私の記憶からは抜け落ちていました。

 

2021.4.29

「死の都」DVD/BLは2021年7月発売だそうです。

 

 2021.4.28

「トスカ」(ザルツブルグ聖霊降臨祭音楽祭フェスティバル、5月24日)が開催されるそうで、ヨナス・カウフマンもほっとしていることでしょう。彼はこの公演ができるといいなあ、と呟いでいます。

 

2021.4.27

カウフマン、ハルテロス、そしてターフェルという豪華キャストでのコンサート方式「トスカ」(ザルツブルグ聖霊降臨祭音楽祭フェスティバル、5月24日)はどうにか開催されそうです。政府が許可を出したようで、観客は最大50%まで。この公演はバルトリさんが第3幕で牧童を歌うというレア・イベントがありますので、彼女の方が注目されるかもしれません。チケットはすでに完売。

 

2021.4.24

★ BSプレミアム、6月13日にバイエルン州立歌劇場公演「死の都」2019 を放送します。ヨナス・カウフマン、マルリス・ペーターゼン出演。https://www4.nhk.or.jp/premium/

★ 「パルジファル」鑑賞記に さらなる追記 2021.4.24    私もくどいです。だがそれだけ頭にきているということで。これを最後にします。 今回は私の思いを雄弁に代弁していただいた評論、Bachtrack By Mark Valencia, 21 April 2021

★ ウイーン歌劇場より、「ニュース」観客を入れての公演が5月19日から始まります。

 

2021.4.23

★ ウイーン歌劇場「パルジファル」に対する新たな評論が出てきましたので、その部分とその評論に対する私の感想を鑑賞記「パルジファル」の 最後に付け足しておきます。

 

★ ヨナス・カウフマンが昔チューリッヒで歌ったフンパーディング作曲「王の子供達」(Konigskinder)2010がチューリッヒ歌劇場よりon demandで視聴することができます。4月23日6:00pmより4月25日真夜中(現地時間)まで。

 

2021.4.22

東劇で「ニーベルンゲンの指輪」METライブビューイング4部作一挙上映します。

ヨナス・カウフマンの出演する「ワレキューレ」2011は 5月1、3、5日上映です。  

非常事態宣言が発令されたのでキャンセルになりました。 

 

2020.4.19

ウイーン歌劇場ストリーミング「パルジファル」 

 

とりあえずラジオ放送を聞きましたが、ハイレベルな演奏です。グルネマンツ役のGeorg Zeppenfeldの声は朗々と響きわたり、Jonas Kaufmannも調子いいです(すいません、彼のパルジファルは何度も聞いているもので感激が薄い)。でも素晴らしかったのはクンドリ初ロールのElīna Garanča。高音フォルテでも決して叫ぶことなく響きのある美しい歌声。表現も豊かで感銘を受けました。またやはりアムフォルタス初ロールのLudovic Tézierも素晴らしいレガートでした。すべての方の声が素晴らしく、歌の響きが大きな弧を描いて劇場全体に響き渡っている様子が想像できました。フィリップ・ジョルダン指揮のオーケストラも良し。これが無観客なんて、なんともったいない。ただし演出がどうだったかはわかりません。いくつかのサイトでの説明を見るに、ラジオで聞いているだけの方がいいかもしれない…。

 

2021.4.18

ウイーン歌劇場ストリーミング「パルジファル」 

Jonas Kaufmann, Elīna Garanča, Ludovic Tézier, Georg Zeppenfeld, Wolfgang Koch

 

ARTE Concert では18日14:00から、ORF.at では16:00から(いずれも現地時間)。

 

なおARTE Concertは30日無料視聴可能(ヨーロッパ限定)、TV THEKは7日間視聴可能(日本で視聴可能かどうかはわからない)。日本ではRadiothek.olf.atでも聞くことができます。

 

2021.4.14

★ ウイーン歌劇場の「パルジファル」に関するニュースが出ています。少し舞台映像も入っています。https://youtu.be/WttHWYf-akQ

 

★ 2021.4.14

ROHの新たなスケジュール(春・夏分)が発表されました。まだsocial distanceを保ちながら、だそうです。そのためかオペラのスケジュールにはLive streamingの日が設けられています(日本で観られるかどうかはわかりません)。10ポンドとか16ポンドとかなかなかお手頃な値段になっています。

 

20214.13

ウイーン歌劇場での無観客上演「パルジファル」の収録は無事に終わりました。ウイーン歌劇場からでた説明によると、演出家は「パルジファル」をもとに新しいストーリーを創作した風に見えます。パルジファルはモンサルバト刑務所の囚人だったという設定ですね。

https://www.wiener-staatsoper.at/die-staatsoper/medien/detail/news/parsifal-erzaehlt-von-kirill-serebrennikov/?fbclid=IwAR1Ky4hYseVaeKezqAEKrrFeiY10Szr4HDoBYFNrztwqwr5HaMkVdFA9gdc

 

今回の演出家、Kirill Serebrennikov,はロシア国外に出国することができず、リモートで演出を指導した様です(Online Merker 4.12)。

 

2021.4.12

ヨナス・カウフマンが昔チューリッヒで歌ったフンパーディング作曲「王の子供達」(Konigskinder)2010がチューリッヒ歌劇場よりon demandで視聴することができます。4月23日6:00pmより4月25日真夜中(現地時間)まで。

こちらからどうぞ。

https://www.opernhaus.ch/digital/corona-spielplan/die-koenigskinder/

 

また同じくチューリッヒ歌劇場からやはりカウフマン主演、2004年のフィデリオがストリーミングされます。これすっかり忘れていましたけれど、グロイスベックも出ていたのですね。これは4月30日6pmより5月2日真夜中まで(現地時間)。こちら

https://www.opernhaus.ch/digital/corona-spielplan/fidelio/

 

2021.4.11

ウイーン歌劇場からの「パルジファル」情報。

公演をRadio Ö1やORF2で流すばかりではない。 »Der Fall Parsifal« という2時間の特別番組(ORF2、4月17日)を流してプロダクションの様子やインタビューその他を放送する予定。また »Matinee am Sonntag« (ORF 2、4月18日)もあって、ヨナス・カウフマンやエリーナ・ガランチャなど主役歌手達のポートレートも紹介するらしい。さらに概要紹介 »Kulturmontag« (ORF2、4月12日)も開催される予定。

https://www.wiener-staatsoper.at/die-staatsoper/medien/detail/news/premiere-von-parsifal-an-der-wiener-staatsoper/

 

この公演はARTE Concertで4月18日より30日間視聴可能。無料。ただしヨーロッパ域内限定。

 

2021.4.10

ヨナス・カウフマンはことあるごとにオペラ芸術で目指すものを語っています。それはスコアを深く読み込み、キャラクターの考えや感情を理解し、自分のものとして考え感じられる様になって上演するということです。その様なことを自らの限界まで追求するのが芸術家のつとめ、彼の目標と考えている様です。そんなカウフマンがORFのトークショーで「完璧さ」について問われて、

 

「完璧とは自らの限界まで芸術を創造する事。一回の公演に自らの才能全てを捧げできる限りのことをすること。欠点がないと言う意味での完璧さは音楽業界では必要とされない。その手の完璧さは問題にならない。少し間が空いたとか遅過ぎたとか早過ぎたとか言うのは人間らしさで、人間的な側面がなく音楽の背後に隠された感情もなかったら音楽は僕にとってあまり価値がない。」

(ORFのトークショー、https://youtu.be/tEb3uvV2X0I

 

と答えています。歌手の些細なクラックを問題にし歌手の能力不足として批判する事例をまれに見かけますが、オペラ批評をするときに「完璧さ」についての彼のこの言葉は鋭いところをついていると思いました。自らも気を付けねば。この動画には6カ国語の字幕がついていますし、その他にもいろいろ話していますので、興味のある方は聞いてみてください。

 

2021.4. 9

半年くらい前ですが、DW Classical Musicによるヨナス・カウフマンへのインタビュー番組がありましたが、その模様がYoutubeに上がっています。彼が歌ったアリアがいくつか挿入されています。英語の字幕が入っています。https://youtu.be/QGt3GFRXWVQ

 

彼は様々な機会に何度も、子供の頃から歌に興味を持ち歌っていたこと、歌が歌えると言うことは意識しないで体の全てをコントロールしながら動かせること、トップに居続けることの難しさ、コロナ禍の中にあっても芸術は人々に必須のものである、などを語っています。

 

今回も彼が以前から語る内容と大筋は変わりません。しかし「年老いても歌い続ける気はないが自分が歌をやめるのは10年先だろう」と考えている様です。

 

2021.4.8

パルジファルの準備が進んでいる様で、本日はドレスリハーサルの予定らしい(Jonas KaufmannのFB)。このパルジファル公演は4月17日19:30よりÖ1(ラジオ)で、4月18日にARTE Concertで14:00 (現地時間)から視聴することができます。ただしARTEで視聴できるのはヨーロッパ域内のみ。(ヨーロッパ全域が対象ですから、以前の様に日本でもOPERAブラウザで見ることが可能かもしれません。保証はできませんが)

 

2021.4.7

4月9日から15日までMETオペラビューイングでヨナス・カウフマンが出演した「ワルキューレ」2011が上演されます。東劇のみ4月22日までの興行です。

 

2021.4.5

ヨナス・カウフマンの公式スケジュールが更新されました。公式サイト未掲載のままなのはウイーン「パルジファル」、パッパーノとの5月のリサイタル、バイエルンでの7月にあるExtra festival concertくらいです。(参考:情報・スケジュール)

 

2021.4.4

★ 4月4日から5日まで(現地時間、日本時間6日早朝まで)、ザルツブルクイースターフェスティバルは、2015年に上演された「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」全曲を無料で公開します。Liudmyla Monastyrska, Jonas Kaufmann, Ambrogio Maestri, Annalisa Stroppa and Maria Agrestaらが出演。Christian Thielemann指揮。

 

★ Nightly MET Opera Streams、4月5日(日本では6日)にJonas Kaufmann 主演、2011年の「ファウスト」を流します。

 

2021.4.2

★ 明日METのストリーミングはヨナス・カウフマン主演の「ウェルテル」です。

 

★ ヨナス・カウフマンのTwitterで過去に演じたパルジファルの映像を出しています。2021年のウイーン歌劇場の「パルジファル」は11日に無観客上演です。

 

2006年4月チューリッヒでの映像が若い。この年の2月にMETで「椿姫」を歌って大ブレークした直後です。

 

2006年はこの他にも「Fierrabras」、「売られた花嫁」のハンス、「魔笛」のタミーノ(二つの歌劇場で)、「マイスタージンガー」のワルター(演奏会方式)、「ファウストの劫罰」、「椿姫」(ドイツの歌劇場で)、そして大ブレークを確実にしたROHの「カルメン」のドン・ホセを歌っています。他にも「大地の歌」「第9」とかコンサートもたくさん。彼にとって重要な年でした。

 

2021.3.29

Jonas KaufmannとMarlis Petersenの「死の都」(バイエルン歌劇場)の全曲をこちらから視聴することができます(字幕なし)。追記:残念リンク切れ

 

2021.3.27

ウイーン歌劇場新演出「パルジファル」のリハーサルはコロナ感染者が出たためいったん中止されましたが、再開しました。

 

2021.3.24

ROHよりのニュース 

2021・22シーズンのハイライトが発表されました。まだ概要です。

https://www.roh.org.uk/news/the-royal-opera-house-reveals-highlights-of-its-first-full-season-since-2019?fbclid=IwAR3FMfzWlPk21XFNRL5taqh0rEN74lLRMig1V3SMoLlM1OG-5I7sLrYsegk

 

ヨナス・カウフマンは「カヴァレリア・ルスティカーナ」および「道化師」のダブルプロダクションに出演する予定です。相手役はソプラノのエルモネラ・ヤホとメゾのアニタ・ラチヴェリシュヴィリです。

 

2021.3.20

★Nightly Met Opera Streams、4月2日(日本では4月3日)はヨナス・カウフマン主演の「ウェルテル」です。

 

★ウイーン歌劇場の新演出「パルジファル」のプレミエは延期され、その結果4月11日に無観客で上演予定。この公演は録画されブロードキャストされる予定です、放送日程は未定。(onlinemerker).

 

3月16日

MET「西部の娘」2018 ストリーミングこちらで見ることができます。(日本だと17日)

 

2021.3.14

本日ウイーン歌劇場、3月14日「ドン・カルロス」フランス語版2020

 

こちらで見ることができます。

 

2021.3.10

ヨナス・カウフマン出演オペラストリーミング予定

ウイーン歌劇場、3月14日「ドン・カルロス」フランス語版2020

 

MET、3月16日(日本だと17日)「西部の娘」2018

 

2021.3.7

バイエルン歌劇場での公演「死の都」がDVDになるらしいです。サイモン・ストーンによるセンスのある演出。iltrovatoreが現地で見たときは病人の観客が出たため最後の場面で観客席の電気がバチッとついて雰囲気がぶち壊れ。しかし歌手の歌と演技は圧倒的 (鑑賞記)でした。

 

2021.3.5

フランスの無料オペラサイトForumoperaが「Forumoperaを援助してください」という広告を載せています。やはり無料オペラサイトのOperawire(アメリカ)も同様のお願いを以前から載せています。両方とも良質な評論やインタビュー、たくさんの情報を掲載し続けている良いサイトと思いますが、この様なサイトもそろそろ持ち堪えるのが大変になってきた様に感じられます。

 

2021.2.28

予定よりずいぶん遅れましたが、Amazonプライムで「ヨナス・カウフマンー世界的スターの素顔」が観られる様になりました。Amazonプライムに初めて登録するならば、無料体験で1ヶ月間視聴可能です。自動更新で有料になりますが有料になる前に契約解除可能。英語字幕だけで日本語字幕はついていません。

 

2021.2.21

ジオブロックのかかった公演をOPERAブラウザで鑑賞する方法は「フランスオペラの楽しみ」&「ロベルト・アラーニャ@スケジュール(ブログ)」を経営していらっしゃるconcombre様から教えていただきました。(concombreさんありがとうございます!)元情報はこちら(https://alagna-scdl.seesaa.net/article/479002381.html)に出ています。

 

パリオペラ座の「アイーダ」はジオブロックがかかっていますが、OPERAブラウザでVPN ON、IPアドレス:ヨーロッパにすれば見ることができます(無料)。2月25日まで見られるようです。やり方は、

 

「オペラ」ダウンロードサイト  https://www.opera.com/ja に入り「OPERA」をダウンロードします。

「オペラ」ブラウザの「設定」→「詳細」でVPNをONにし、I Pアドレスをヨーロッパにします。

「オペラ」のVPN設定の仕方、詳しくはしたのサイトをご覧ください

https://xn--u8ji8cwimisenhof.com/article/vpn-browser.html

 

毎回VPN設定後 https://www.arte.tv/pl/videos/100863-000-A/giuseppe-verdi-aida/ を開いてご覧ください。

 

追記:また、VPN ONの状態でOPERAブラウザを使用すれば、Opera National のこのページ  ( https://www.operadeparis.fr/en/magazine/aida-by-giuseppe-verdi?fbclid=IwAR3ATAIRR4SoCyBfsw-QIA5WaPSGF8wcmYCQ6yr4u7bt3Qgv4mVr_rWRjy4 ) でも鑑賞可能。嬉しいことに2021.8.20まで見ることができます。

 

注:OPERAブラウザのVPNを使えばいつでもジオブロックのかかった番組を見られる、わけではありません。今回は運よく見ることができました。

注:英語の字幕で見る場合は歯車マークの左にある”吹き出し”をクリックし、Originalfassung-UT Englischをチェックします。

 

2021.2.19

★ とりあえず見ました。ううん〜〜〜、演出はともかく、主役四人は絶好調と思います。聞き応えあり。

ついでに英語の字幕で見る場合は吹き出しをクリックし、Originalfassung-UT Englischをチェックします。

 

★ euronewsでこの公演の一部を報道しています。

https://youtu.be/cccNXlBTSBI

 

これを見ただけでもパペットが邪魔臭い。パペットはよっぽどうまく使わない限り、もう使い古され陳腐化された小道具。オペラに没頭する邪魔をするだけと思える。

 

しかし!もしやこのパペットは愛する二人が至近距離に近づかないためのコロナ対応では?

 

全体を見ないと断定的なことは言えないが、まあバスチーユスタンダードの名前に恥じないはちゃめちゃ演出めいていると想像される。同じオペラ座で上演されたClaus Guthの宇宙「ボエーム」よりはまし?

 

2021.2.17

パリのオペラ座「アイーダ」リハーサル風景の写真が出てきました。ふ〜ん、相当な時代読み替え、しかも時代ごちゃ混ぜ設定になっているような… Arte Concertのトレイラーを見てください。まあ、バスチーユスタンダードですね(バスチーユの演出を揶揄するオペラおたく専門造語)。2月21日より6ヶ月間見られると書いてあります。

(先日までArte Concertの「アイーダ」画面はジオブロックがかかっていたのですが、今のところトレーラーは日本でも見ることができます)。

 

2021.2.11

おお、やっとカウフマンの正式サイトのスケジュールに「アイーダ」の予定が掲載されました。それによれば

Arte Concert: 2月18日 7:30pm (現地時間) 

Arte TV:2月21日 1:10 pm (現地時間)

 

2021.2.10

パリ・オペラ座2月公演予定の「アイーダ」日時が変更されている。Arte concertのページで再チェックしてください。ただし日本ではジオブロックがかかる可能性あり。

 

2021.2.7

変更あり。ただし不確か。

★パリ・オペラ座2月公演予定の「アイーダ」は無観客、ライブストリーミングされます。

Arte Concert: 2月18日 7:30pm (現地時間)  このまま

Arte: 2月21日 2:05pm (現地時間) 追加変更:時間に関しては不確か。

フランス・ヨーロッパのみ視聴可能?

 

ちなみに、カウフマンの公式サイトにはまだこのオペラの上演予定が出ていません。

 

2021.2.6

ROH「アンドレア・シェニエ」2015  2月7日まで。有料税込385円。

 

2021.2.4

バイエルン歌劇場の The Munich Opera Festival2021チケット申し込みの期限は通常より遅く3月14日。15日より4月中にprocessされます。残りのチケットは5月15日より売り出し開始。申し込みはこちらの新Festival form  (https://www.staatsoper.de/en/schedule/schedule/ticket-request-opera-festival.html?no_cache=1&tx_sfstaatsoper_pi13%5Bactivity%5D=11924&tx_sfstaatsoper_pi13%5Bstep%5D=step1&tx_sfstaatsoper_pi13%5BpageId%5D=57) を使ってください。

 

スケジュールはこちら(https://www.staatsoper.de/en/opera-festival/schedule/schedule/festival/opera-festival.html) 。ただし、現在のところ日本からドイツへの入国は原則不可です。

 

2021.2.3

ROH 2006「カルメン」(アンナ・カテリナ・アントナッチ&ヨナス・カウフマン出演)がYoutube  (https://youtu.be/BrkM9sMTb9k) に上がっています。いつ削除されるかわかりませんが。ヨナス・カウフマンを世界のテノールに押し上げたこの作品、iltrovatore的には彼が歌った「カルメン」の中でもこれが最高。

 

2021.2.2 (時間追加あり)

★パリ・オペラ座2月公演予定の「アイーダ」は無観客、ライブストリーミングされます。

Arte Concert: 2月18日 7:30pm (現地時間)  追加変更:2月21日1:10からに変更。

Arte: 2月21日 2:05pm (現地時間) 追加変更:2月21日1:10からに変更。 日時に関しては不確か。

フランス・ヨーロッパのみ視聴可能?。

https://www.arte.tv/fr/videos/RC-016485/saison-arte-opera/

 

なおArteのサイトで半年視聴可能かもしれない(ジオブロックがかからなければ)。

https://www.arte.tv/fr/videos/100855-001-A/giuseppe-verdi-aida/

 

★ ヨナス・カウフマンが出演するパリ・オペラ座「アイーダ」は無観客で録画、ストリーミングされるようです。下はリハーサル風景(パリ・オペラ座サイトより)。このオペラ座サイトのページをずっと下方へスクロールするとリハーサル中の画像が出てきます。

★ ウイーン歌劇場がストリーミングするはずだった本日の「フィガロの結婚」は出演者の中に感染者が出たため延期で、代わりに2020「薔薇の騎士」をストリーミングします。また8日放送予定だった「カルメン」も主役のアニタ・ラチヴェリシュヴィリがコロナ陽性になったため延期です。

2021.1.28

本日はNightly Met Opera Streams 「ファウスト」2011 です。ヨナス・カウフマン主演。

 

2021.1.27

パリ・オペラ座で上演予定の「アイーダ」(ヨナス・カウフマンが出演予定)からエリーナ・ガランチャが降板しました。最も再ロックダウンが噂されるパリでこのオペラが予定通り上演されるか、また一部の噂どおりにこの上演がstreamingされるかどうかも不明ですが。

 

2021.1.25

本日のNighty MET Opera streamingではカウフマンが出演する「ワルキューレ」2011を放送しています。

 

2021.1.18

1月14日Teatro Realでのコンサートの様子

https://www.instagram.com/p/CKD1nKWB-32/?utm_source=ig_web_copy_link

 

2021.1.14

★ Teatro Realからのライブ配信。今回歌うカマレナ、ディドナート、カウフマンの3人が出演。

 https://fb.watch/2-YSPwr9uL/

 

★ Nighty Met Opera Streaming、ヨナス・カウフマン出演作品として1月24日は「ワルキューレ」、1月27日は「ファウスト」がストリーミングされます。(現地時間で記載。日本では翌日のストリーミングになる)。詳細はまとめページへ。

 

★ 井内美香さんがONTOMOでとても面白いインタビューを訳していらっしゃいます。

「スター歌手カウフマンが作り出す「伝統」を超えたオテロの姿」

 https://ontomo-mag.com/article/column/otello-kaufmann-2021/

 

2021.1.11

スペインのマドリードにある歌劇場、テアトロ・レアルで "Festival Estrellas De la Opera"「オペラスターフェスティバル」が開催されます。13日から15日まで。ディドナート、カウフマン、カマレナの3人が出演。カウフマンは14日、内容はリサイタル、"Selige Stunde"

 

2021.1.6

ROHがヨナス・カウフマン主演、2015年「アンドレア・シェニエ」をストリーミングします。1月8日から2月7日まで1ヶ月間。オンデマンドで有料。税込385円です。このページに入り、https://stream.roh.org.uk/checkout/andrea-chenier-2015/purchase?purchase=1

ストリーミング視聴用のアカウントを作ってクレジットカードのナンバーを記入すれば視聴することができます。

 

ただし・・・

この公演は一幕ごとに分割されてはいますが、すでにYoutubeに上がっています。こちらは無料、ただし英語字幕無し  https://youtu.be/RBDI4oE4AXs

(本サイトの映像・音楽、イタリアオペラ1「アンドレア・シェニエ、2015 ROH」の項に全ての幕へのリンクが貼ってあります。

 

2021.1.1.

ヨナス・カウフマンのインスタグラムより

https://www.instagram.com/p/CJej3e3hDoo/?utm_source=ig_web_copy_link